日本生命、マスミューチュアル生命が経営統合
日本生命はマスミューチュアル生命の発行済株式の約85.1%を取得、金融庁による認可等を経て、同社を子会社することを発表した。統合手続きの完了は本年5~6月頃の予定である。
両社は金融機関窓販マーケットにおいて、それぞれ異なる領域での強みを有しており、相互補完等によるシナジーを発揮し、成長することを目指していく。マスミューチュアル生命がこれまで大手証券会社やメガバンク等での販売を通じて培ってきた高齢富裕層への商品・サービス提供ノウハウを共有することで、日本生命の中期経営計画における「超低金利下での収益性の向上」「グループ事業の着実な収益拡大」の成長戦略を目指す。
今後、日本生命、三井生命、マスミューチュアル生命は、グループ一体となって、金融機関窓販マーケットにおける顧客からの要望に幅広く応える体制を構築していく方針である。