大同生命、中小企業経営者アンケート「大同生命サーベイ」(平成30年1月度調査)
大同生命は、全国の中小企業経営者を対象とした毎月のアンケート調査「大同生命サーベイ」を実施。1月は、毎月実施している「景況感」に加え、個別テーマとして「事業承継への取組み」を調査した。
<調査概要>
調査期間: 平成30年1月5日(金)~1月31日(水)
調査対象: 企業経営者(約7割が同社契約企業)
調査エリア: 全国
調査方法: 同社営業職員が訪問により調査
回答企業数: 4,235社
調査内容: ①景況感
②個別テーマ:事業承継への取組み
<ポイント>
■景況感
・「業況DI(自社の現在の業況)」は0.4pt(前月比+0.2pt)とプラス圏内で推移。先月に続き、最高値を更新した。
■個別テーマ:事業承継への取組み
・中小企業における事業承継の重要性が高まるなか、「後継者の選定状況」や「承継時の課題」を調査した。
・後継者の選定状況では、回答企業の約5割が「後継者(候補含む)がいる」、約4割が「候補者なし(未検討含む)」、約1割が「譲渡・廃業予定」と回答。景況感(業況DI)が「良い」企業でも、約 4 割が「候補者なし」と回答している。
・「後継者がいる」企業の承継相手は、「子」が約7割と最多。子以外に承継する理由は、「子に継ぐ意思がない」が約8割、「自分(親)が継がせたくない」が約2割となった。
・承継時の課題では、「後継者の育成」が約7割と最も多く、ついで「承継後を見据えた経営計画策定」となった。経営計画を策定している(予定含む)企業は、回答企業の約6割。「後継者がいる」企業では、約7割となっている。