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ソニー生命が今年4月の「標準生命表」改定に伴う保険料料率の改定について発表

ソニー生命は、「標準生命表」が今年4月に改定されることを踏まえ、個人保険のうち定期性保険商品の一部について、契約日が平成30年2月2日以降または平成30年4月2日以降の契約より、保険料率の改定を実施する。
1.概要
生命保険会社が積み立てる責任準備金の計算に用いる予定死亡率等を表した生命表である「標準生命表」が、死亡率の改善傾向を踏まえ、平成30年4月に改定される。
これを踏まえ、個人保険のうち定期性保険商品の一部について、保険料率の改定を実施する。
なお、今般の保険料率の改定により、保険料は下がる傾向にあるが、予定利率の引き下げをあわせて行うため、一部の種目では保険料が上がる場合がある。
2.適用時期と改定する主な商品
(1)契約日が平成30年2月2日以降の契約から保険料率改定を行う主な商品(新契約・更新契約に適用)
家族収入保険 無配当、逓減定期保険 無配当、無解約返戻金型平準定期保険 無配当、無解約返戻金型平準定期保険(障害介護型)無配当
【例】家族収入保険 無配当(標準体保険料率)、年金月額:20万円、保険期間:60歳満了、保険料払込期間:60歳まで、最低支払保証期間:2年、契約年齢:30歳の個別扱月払保険料(カッコ内は現行の保険料と現行比)
男性:5,820円(6,700円、86.8%)、女性:4,420円(4,580円、96.5%)
(2) 契約日が平成30年4月2日以降の契約から保険料率改定を行う主な商品(新契約・更新契約に適用)
平準定期保険 無配当、平準定期保険(喫煙リスク区分型)無配当、低解約返戻金型平準定期保険(障害介護型)無配当
【例】平準定期保険 無配当、保険金額:5,000万円、保険期間:60歳満了、保険料払込期間:60歳まで、契約年齢:30歳の個別扱月払保険料(カッコ内は現行の保険料と現行比)
男性:13,750円(16,100円、85.4%)、女性:10,450円(10,850円、96.3%)
※その他、終身保険・養老保険・医療保険等は料率改定を実施しない。

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