新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

住友生命、平成30年社長年頭挨拶

住友生命は、1月4日に本社および東京本社で年賀式を行った。社長挨拶のあらましを公表した。内容は以下のとおり。

昨年の一文字を自分なりに選ぶならば「転」。すなわち、世の中全体でこれまでの流れが大きく「転じた」一年であった。「スミセイ中期経営計画2019」の初年度となった2017年、当社もこれまでの流れを大きく転換する数々の取組みをスタートさせた。
(1)働き方変革
これは単なる業務削減ではない。「会社目線」「本社目線」「上司目線」の仕事を全て「お客さま目線」、「現場目線」、「受け手目線」から創り変える。「住友生命だけの世界」と決別し、当社を徹底的に「転じる」機会にしたい。
(2)顧客体験価値の向上
お客さまとの様々な接点における仕事のあり方を、顧客目線で見直し進化させていく。キーワードになる5つの視点で全ての仕事をチェックし、お客さまに価値のある体験を創り出していく。
①「Always on」~いつもお客さまに寄り添う~
②「All Sumisei」~会社全体でお客さまを支える~
③「Proactive」~お客さまの変化に先回り対応する~
④「Flexible」~お客さまのニーズに柔軟に対応する~
⑤「On your side」~お客さまの立場に立ち、お客さまのご都合を優先する~
さらに、迎えた2018年、当社は、健康増進型保険「Vitality」の発売というさらに大きな「転」に臨む。
リスクに備えるだけでなく、お客さまの健康増進をサポートし、リスクそのものを減らして健康な人生を過ごしていただく。これが、お客さまにお届けしていく新しい価値であり、同時に、世の中全体を健康にしていく社会的な価値にもつながる。一人ひとりがこの「CSV(Creating Shared Value)」の理念をしっかりと理解し、お客さま・世の中の視点を常に忘れずに「Vitality」に取り組んでいく。
「起承転結」という言葉があるように、「転」の次には「結」を迎える。2018年は、「転」の流れを大きな果実として結実させる年である。大きな転換期に臨む私たちにとって、時には高い壁にぶつかって立ち止まることがあるかもしれない。でも、また何度でも走り始めればいい。「必要なのは『走り』続けることじゃない。
『走り始め』続けること(※)」。住友生命は日本の保険業界をリードし、保険のイメージを変えていく会社を目指す。
(※)竹原ピストル氏「オールドルーキー」の歌詞より引用

関連記事(保険業界ニュース)

損保

あいおいニッセイ同和損保、災害時の早期インフラ復旧支援に向け、水道管漏水箇所特定サービスを無償提供

損保

東京海上日動、循環型社会の実現に向けた新・本店ビル植林プロジェクトを開始

損保

損保ジャパン、「災害時連携NPO等ネットワーク設立10周年記念シンポジウム」へ協力・登壇

生保

住友生命、オンライン・アクティビティイベント「VitalityRun&WalkChallenge」開始から5周年完走・完歩者数は累計100万人を突破

生保

住友生命、鳥取県鳥取市においてVitalityを活用した連携事業を開始

損保

東京海上日動、ワーキングケアラー支援事業「ケアラケア」を始動

損保

あいおいニッセイ同和損保、路線バス向けテレマティクスサービス「Busセイフティ」を共同で開発

損保

損保ジャパン、間断かんがい技術(AWD)を活用したJCMクレジットの普及拡大を目指すコンソーシアムを組成

生保

住友生命、岡山県浅口市、山梨県上野原市、宮城県岩沼市においてVitalityを活用した連携事業を開始

生保

第一生命、「都市の緑3表彰」の受賞者決定および2027年国際園芸博覧会に向けた特別企画を実施

関連商品