第一生命、ロボティック・プロセス・オートメーションを全社業務へ導入開始
第一生命は、生産性向上・働き方改革の推進に向けて、RPA(Robotic Process Automation)を全社業務への導入を開始する。RPAは、これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業を代替して実行する技術として注目いる。同社では2016年10月より、デロイトトーマツコンサルティング合同会社、アクセンチュア株式会社と共同でRPAの実証試験、同社システムへの適用、導入できる業務の分析などを実施し、個人保険事務の約20 種類の業務で順次トライアル稼動を進めてきた。2017年10月からは保険関係事務に加え、マーケティング、総務・会計、資産運用にかかわる事務など、全社の様々な業務にRPA活用を広げ、生産性向上、働き方改革を推進する。
<RPA(Robotic Process Automation)の特長>
・人がPCで実施している操作を代わりに実施
・複数のPCアプリケーションを操作可能
・24 時間・365 日稼動
・大量処理が得意でミスをしない
<RPAを活用する業務(例)>
・支払査定関連業務(事務アンダーライティング分野)
・企業評価/モニタリングに関する資料作成業務(資産運用分野)
・業績等、内部管理資料作成業務(各分野)
<導入するRPA製品>
グローバルで数多く採用され、高い評価を受けている以下2製品を導入。