三井生命が自動すえ置き機能付円換算支払特約の取扱いを開始
三井生命は7月1日から、無配当外貨建個人年金保険(積立利率更改型)『ドリームフライト』『ステイゴールド』に付加できる新特約「自動すえ置き機能付円換算支払特約」取扱いを開始する。
この特約は、契約者(年金開始日以後は年金受取人)が設定した判定円換算レートをもとに、年金を円に換算して受け取るか、それとも指定通貨のまますえ置くかを自動的に判定する機能を持つ。
お客さま自身が行うことになる年金受取方法の選択判断が自動で行われるため、お客さまの負担を軽減するとともに年金受取方法のバリエーションが広がる。
近年の低金利環境下において、株式や投資信託、外貨建資産などによる効率的な運用に対するニーズが高まっている。そのニーズに応えるため、同社は日本より比較的金利の高い国の国債などで運用する外貨建個人年金保険『ドリームフライト』『ステイゴールド』を販売し、好評を得ている。
一方、この保険には、年金受取時に為替相場が円高であった場合、円に換算して年金を受け取ると円での年金額が少なくなるリスクがあった。これを回避するためには、
・外貨のまま年金を受け取り、自身で円安のときに円に換算する
・外貨のまま年金をすえ置き、円安のときに円に換算して受け取る
など、お客さま自身でタイミングを見計らい、判断する必要があった。
そこで、この特約では、契約者(年金開始日以後は年金受取人)が設定した判定円換算レートをもとに、毎年の判定日(年金支払日の前日)に、年金を円に換算して受け取るか、それとも指定通貨のまますえ置くかを自動的に判定し、年金受取時の手続負荷や選択判断の負担を軽減することで、商品の利便性を向上させた。