大同生命、全役職員がユニバーサルマナー検定3級の取得目指す
大同生命は、シニアや障がいのある人をより深く理解し、顧客1人ひとりに配慮した真心のこもった対応を実践するため、一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会が主催する「ユニバーサルマナー検定3級」を本社および全国の支社の役職員全員(約7200人)の取得を目指す。全国に支社を有する生保会社での全役職員の同検定取得は、業界初の取り組みとなる。
▽「ユニバーサルマナー検定3級」の取得
ユニバーサルマナー検定とは、ユニバーサルマナーの実践に必要な「マインド」と「アクション」を体系的に学び、身につけるための検定。シニアや障がいのある人、ベビーカー利用者など、多様な人々の特徴や心理状況を知り、そのうえでケースバイケースの適切なサポート方法を学ぶことができる。
取得対象者は、東京・大阪本社および全国の支社97拠点の全役職員約7200人。東京・大阪本社に講師を招き、全国の支社とTV中継し、同検定の資格取得講座を役職員向けに実施する。第1回は5月1日に行い、2018年2月までに計7回の実施を予定。
▽「体験型介助セミナー」の体験
「体験型介助セミナー(実施団体:公益財団法人日本ケアフィット共育機構)」では、「サービス介助士」資格における介助技術の基礎を学ぶ。主に交通機関、宿泊施設、デパート、小売店など、様々な業種の社員研修で導入されており、シニアや障がいのある人の不便さや心理的負担を「体験して気づく」ことで、顧客の視点に立った配慮ある適切な対応につなげていくことを目的としている。
全国の支社(97拠点・全役職員約5000人)では、ユニバーサルマナー検定で学んだことをより実践に活かすため、支社に講師を招き、障がいの種類に応じた具体的なサポートスキルを実際に体験しながら学ぶ(2017年8月以降実施)。