太陽生命、「クアオルト健康ウオーキングアワード」を開催
太陽生命は、日本クアオルト研究所と連携し、地域住民の「健康寿命延伸」に取り組む自治体を支援する「クアオルト健康ウオーキングアワード」を開催する。地域住民の健康寿命延伸に向け、クアオルト健康ウオーキングの導入を目指す自治体を全国から公募し、受賞した自治体に対して、その地域における新しいウオーキングコース整備・専任ガイド育成費用等の支援を行う。応募期間は11月25日~来年2月10日、3月下旬に最終審査を行う予定。
クアオルトとは、ドイツ語で「療養地・健康保養地」を指す言葉。ドイツのクアオルトでは、疾病の治癒、緩和、予防等に効果のある自然の治療要素(温泉、海、気候等)で療養が行われ、公的医療保険の対象となっている。クアオルト健康ウオーキングは、ドイツのクアオルトで心臓リハビリや高血圧の治療に活用されている、自然の野山を活用した運動療法「気候性地形療法(野山の傾斜地+冷気と風の活用)」を基本とした健康ウオーキングであり、日本では山形県上山市をはじめ全国8自治体で取り組みが行われている。
同社は、健康寿命の延伸という社会的課題に応えることを目的として、今年6月から「太陽の元気プロジェクト」を推進しており、その一環として、疾病予防・健康増進に効果のある「クアオルト健康ウオーキング」の普及に取り組んでいる。