太陽生命、給付金請求手続きのペーパーレス化を実現

 太陽生命は、12月14日から、専用モバイル端末で給付金の請求手続きを完了する取り扱いを開始した。
 専用モバイル端末による給付金の請求手続きは、専門知識を有する内務員が顧客を直接訪問して請求手続きを手伝う「かけつけ隊サービス」において取り扱う。顧客は、給付金の請求に際し、自身で必要事項の記入や入力を行うことなく、内務員が診断書等にもとづき入力した請求内容を確認し、専用モバイル端末上に自署するだけで手続きが完了する。このような取り扱いは、生命保険業界で初めて(同社調べ)。
 また、入力データを即時に本社に送信することにより、給付金を支払うまでの日数が大幅に短縮される。例えば、シニアに多い白内障による入院・手術について、データ送信後、最短30分程度で給付金の支払いを完了することが可能となる(受付の状況等により異なる)。
 なお、今回の取り組みにかかる設備投資は、経済産業省から「生産性向上設備等確認書」の発行を受けている。同確認書は、産業競争力強化法等にもとづき、「生産性の向上に特に資する設備であること」が確認されたことを証するもの。これに伴い、同社の2017年3月期決算において生産性向上設備投資促進税制措置(対象設備の取得価額の4%の税額控除)が適用される予定。

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