住友生命、3月27日付で組織改正を実施

 住友生命は、3月27日付で組織改正を実施する。
◆組織改正
▽内部監査部門の再編
 経営戦略の変化に機動的に対応し、より実効性の高い内部監査体制の実現に向けて、「内部監査企画部」と「内部監査部」を統合する。
▽営業職員教育に関する機能の再編
 現行では、「教育部」が策定した販売関連教育の基本方針に基づき、「教育研修所」が教育・研修等を実施しているが、組織の効率化および教育体制の充実を図るため、「教育部」と「教育研修所」を統合し、「営業教育部」に営業職員教育に関する機能を集約する。
▽契約者フォロー体制の強化
 高齢化社会の到来により、契約者フォローの重要性が一層高まるなか、既契約全体のサービス推進および顧客保護体制の整備をさらに進めるため、「営業企画部」および「営業総括部」から既契約サービスに関わる機能を集約する等の対応を行い、「既契約サービス推進部」を新設する。
▽営業体制に関する組織改正
 地域特性を踏まえたエリア戦略を推進する観点から、各地域における同社プレゼンス向上を目的として、次のとおり組織改正を行う。
〇(地域)本部の新設およびそれに伴う組織改正
 首都圏、中部、近畿北陸エリアにおいては、同じ市場圏内に複数の支社を設置しているが、各地域における横断的な営業活動を推進し、マーケットシェア向上に向けた対応を進めるとともに、採用・育成体制や法人対応力の強化を図ることを目的として、「首都圏本部」「中部本部」「近畿北陸本部」を新設する。これに伴い、「都心営業総局」「大阪営業総局」「神奈川・千葉事業本部」を廃止し、「営業総局」傘下の事業部(すみれい事業部、大阪すみれい事業部を除く)を支社に改組する。
〇北海道事業本部の再編
 北海道事業本部の営業および事務機能について、営業総括部および札幌支社に移管し、北海道事業本部を廃止する。
▽支社の再編
 千葉県および茨城県の東京に近接するエリアは、利便性の高さから人口が集中し、今後も高い市場成長性を見込めるエリアとなっている。そのため、県を越えた路線別・市場圏別の営業活動をより一層推進し、マーケットシェアの拡大を図る観点で、「北千葉支社」「千葉支社」「水戸支社」について再編する。

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