第一生命・かんぽ生命・NTTデータ、InsTechオープンイノベーションビジネスコンテストの結果発表
第一生命とかんぽ生命は、NTTデータと連携し、国民のQOL(Quality of Life)の向上や健康寿命の延伸につながる新しい保険商品・サービスを創出することを目的に、「『豊洲の港から』presents InsTechオープンイノベーションビジネスコンテスト」の本選を3月22日に実施した。本選では、新規性、実現性、競合優位性、成長性等の観点から審査を行い、最優秀賞に日本医療データセンター社、優秀賞にALDOCK社、テック・パワー社、マネーツリー社を選出した。今後は、受賞企業と応募提案の具体的な協業検討を開始する。
なお、今回のビジネスコンテストは、第一生命とかんぽ生命の両社において、イノベーション創出を推進する組織である、「第一生命InsTechイノベーションチーム」と「かんぽ生命イノベーション推進室」が初めてコラボレーションした取り組みである。
◆本選結果
▽最優秀賞:日本医療データセンター社「健康年齢とかざしOCRを活用した健康増進サービス」
OCR技術を活用して健康診断結果をデータ化し、健康度をわかりやすく示すという提案は、生命保険事業との親和性が高いと評価した。また、健康診断結果は様々な帳票パターンがあり、データ化が困難というこれまでの課題に対し、健康診断結果の様式を問わずにOCR解析できるという技術も評価した。
▽優秀賞:ALDOCK社「人間ドック定期便」、テック・パワー社「VR/ARによる顔画像シミュレーションによるコンテンツ強化とカスタマー・エクスペリエンスの向上」、マネーツリー社「MT LINKで実現するライフシミュレーション事業」