日本生命、企業年金向け「確定給付企業年金保険(無配当)」を発売

 日本生命は、確定給付企業年金向けの一般勘定新商品として「確定給付企業年金保険(無配当)」を開発し、4月から発売する。
 この商品は、予定利率の下限が0.25%であり、払戻等控除がないという特徴を備えており、元本保証に加えて、安定的にプラス利回りを確保できる。このため、現在の国内の歴史的な低金利環境下における安全性資産としてふさわしい商品となっている。
 不透明な経済環境を受け、企業年金の資産運用においては、リスク性資産の圧縮が進んでおり、今後、安定運用ニーズのさらなる高まりが見込まれている。一方、現在の低金利環境下においては、国債の利回りが大幅に低下するとともに、予定利率1.25%の保証がある現行の一般勘定商品について、新規の引受が困難な状況が続いている。そこで、顧客の安定運用ニーズに応えるため、生命保険会社ならではの強みである元本保証を有した新商品を開発。元本保証を有するため、低金利環境下における安全性資産としてふさわしい商品であり、国内債券の代替運用としても活用できる。
 なお、同商品は、クレジット資産等で運用しているため、市場における投資可能量や利回り等に応じて、引受可否や引受額の上限を判断する場合がある。また、引受にあたっては、最低引受額(1億円以上)等の取扱条件がある。

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