第一生命、青森県と包括連携協定を締結

 第一生命は、1月17日に青森県と「相互の連携を強化し、青森県内における県民サービスの向上と地域の一層の活性化に資する」ことを目的として、包括連携協定を締結した。同県の包括連携協定は7例目で、金融機関としては初めての締結となる。
 第一生命は、2014年8月に青森県と「青森県健やか力向上企業等連携協定」を締結し、がん検診の受診啓発活動や国立がん研究センターとの共催によるセミナーを通じて、県民の健康啓発活動を行ってきた。また、特殊詐欺被害の未然防止に向け、青森県警作成チラシの配布を行うなど、地域の安全・安心のための活動も行ってきた。今回、同社青森支社の開設90周年(2016年9月)を機に、健康分野にとどまらず、幅広い分野での地域貢献を青森県と協働で推進するため包括連携協定を締結したもの。
 今後は、第一生命グループのネットワークを最大限に活用し、青森県の地域課題解決のため、自治体とともに取り組んでいく。同社では、全国約4万名の職員ネットワークを活かし、全国の自治体と協定を結ぶことで、各地が抱える課題の解決に取り組んでいる。現在は、43道府県の自治体と、健康啓発、高齢者見守りなどの分野で個別の協定を結び、地域の課題解決に向けた様々な活動を展開している。
▽青森県との包括連携協定項目
〇「健やか力」総合推進に関すること
〇スポーツ振興に関すること
〇ワーク・ライフ・バランス、女性の活躍推進に関すること
〇結婚・子育てに関すること
〇高齢者支援に関すること
〇地域経済の活性化に関すること
〇県政広報に関すること
〇環境保全に関すること
〇地域の安全・安心に関すること
〇地域の防災に関すること
〇縄文ムーブメントの推進に関すること
〇その他県民サービスの向上・地域社会の活性化に関すること

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