第一生命、4月1日付で組織改編

 第一生命では、中期経営計画に掲げる「グループを挙げた持続的価値創造の実現」に向けた効率的かつ機能的な組織体制の構築を目的として、4月1日付で組織改編を実施すると発表した。
▽組織改編(4月1日付)
〇「責任投資推進室」の新設等
 スチュワードシップ活動、利益相反管理体制強化の観点から、一層のガバナンス強化を目的に責任投資推進室を新設する。
 あわせて、責任投資に関する取り組みの高度化およびガバナンス態勢の強化を目的に、責任投資に係る重要な方針等や個別判断を要する重要な議決権行使について審議するとともに、スチュワードシップ活動の結果やESG投資の取り組み状況等について確認を行う責任投資委員会を新設する。
 なお、責任投資委員会の審議等については、過半数を社外監査役で構成する監査役会により第三者視点によるプロセスの適切性監査を行うことで、モニタリング態勢の充実を図る。
〇「支払審査室」の廃止
 保険金等支払業務の改善・管理態勢の強化が進んでおり、保険金部・団体保障事業部による自律的な内部牽制・改善体制へ移行し、より効率的な体制での運営を図るため、保険金等支払に関する事後検証等の機能を保険金部・団体保障事業部へ、異議申出窓口・社外弁護士相談対応事務局・支払審査会事務局等の機能をDSR品質推進部へ移管のうえ、支払審査室を廃止する。
 なお、保険金等支払管理態勢の適切性・有効性等について、引き続き内部監査により検証する。

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