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第一生命が欧州復興開発銀行の発行する初のヘルス・ボンドへ投資

第一生命は、欧州復興開発銀行(EBRD、本部:イギリス・ロンドン)が発行する「ヘルス・ボンド」への投資を実施した。
この債券は、EBRDが初めて発行するヘルス・ボンドであり、第一生命は今回発行される債券の全額(約100億円、償還期間10年、引受主幹事シティグループ証券)を購入した。
EBRDは、医療サービスの向上を優先課題の一つとして認識しており、域内の医療機関への支援等を行ってきた。
具体的には、2013年11月にはモンテネグロ・コドラの私立病院に対し産科病棟建設等の支援を行ったほか、2017年にはトルコ・アダナにおける官民共同の大規模病院建設プログラムへの支援を行っている。
この債券によって調達された資金は、医療施設の建設・拡充や医薬品へのアクセス改善等に対する融資に充てられる。
第一生命は、この債券への投資を通じて安定収益を確保するとともに、医療サービス向上に向けたEBRDの取組を資金面からサポートし、その進捗状況等を継続的にフォローしていく。

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