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大同生命、東洋大学と1.1万人超を分析した共同研究を公表

大同生命は、学校法人東洋大学とともに、「中小企業経営者のワーク・エンゲージメント(仕事への活力・熱意・没頭)とつながり」に関する共同研究(以下、本研究)を実施した。
同社は2022年の創業120周年記念事業の一環として東洋大学との共同研究を開始し、2023年に「日本・ドイツの中小企業経営」に関する調査研究報告書を公表した。さらに、2024年より大同生命サーベイを活用し、中小企業経営者のワーク・エンゲージメントに関する共同研究を進めてきた。
本研究では、経営者同士の「つながり」がワーク・エンゲージメントの向上に寄与するとともに、自社の成長期待にも好影響を与えることが確認された。また、全国13万人超の中小企業経営者が集まるオンラインコミュニティ「どうだい?」が、信頼や共感、そしてエンゲージメントにもとづく交流を通じて、本研究で示された「つながり」が生まれる場の一つであることを示唆している。
今般、本研究の成果を取りまとめた「調査研究報告書」を公表するとともに、研究成果を踏まえ、「どうだい?」に関する考察をまとめた資料を公表する。また、本研究成果を広く知ってもらうため、東洋大学との共催によるシンポジウムの開催を予定している。
同社はこれからも、中小企業が抱える様々な経営課題に真摯に向き合い、中小企業の安心と成長に伴走することで、日本経済を支える中小企業の持続的な発展に貢献していく。
「中小企業経営者の成長期待とエンゲージメント、つながり感」調査研究報告書のポイント
テーマ:中小企業経営者の成長期待とエンゲージメント、つながり感
主たる研究者:山本聡氏(東洋大学経営学部経営学科教授)
研究内容:
○全国の中小企業経営者を対象とした調査データ(分析サンプル数11,622)を分析し、経営業績などをコントロールした上で、経営者の「つながり感」「ワーク・エンゲージメント(仕事への活力・熱意・没頭)」と「自社の成長期待」の関係を検証。
[研究結果]
・中小企業経営者の「つながり感」は、その後のワーク・エンゲージメントを高めることを確認。経営者同士の親密さや共感、相互理解にもとづく関係性が、仕事への活力や熱意を支える重要な要因であることが明らかとなった。
・ワーク・エンゲージメントが高い経営者ほど、自社の将来に対する成長期待が高くなる傾向を確認。経営者の前向きな心理状態が、自社の将来認識に影響を与えることが示された。
・「つながり感」は成長期待を直接高めるのではなく、ワーク・エンゲージメントを高めることを通じて成長期待につながることが明らかとなった。
[中小企業経営への示唆]
■中小企業経営者の成長期待は、業績や経営環境だけでなく、仕事への活力・熱意・没頭といった心理的要因にも支えられている。
■経営者同士の信頼や共感にもとづくつながりは、ワーク・エンゲージメントを高める重要な心理的資源となる。
■経営課題や悩みを共有できる関係性を築き、自身のワーク・エンゲージメントを高めることが、自社の将来に対する前向きな成長期待につながる可能性がある。

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