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第一ライフグループ、米国子会社プロテクティブ社によるObsidian社を買収

第一ライフグループの米国子会社であるProtective(Life(Corporation以下、「プロテクティブ社」)は、米国で損害保険事業を展開するObsidian(Insurance(Holdings,(Inc.以下、「Obsidian社」)およびその関連会社を買収することを決定し、買収契約を締結した。
今後、関係当局からの認可等を前提として、プロテクティブ社における2026年第4四半期中または2027年第1四半期中を目処に買収手続きの完了を予定している。
同社グループは、海外保険事業のスケールおよび収益の拡大を、グループ全体の持続的成長を支える中核的なドライバーと位置づけ、先進国市場および新興国市場の双方において、オーガニックな成長に加えて、戦略的なM&Aを推進することで、グローバルな成長機会の取り込みと、地域・事業特性の分散が効いた事業ポートフォリオの構築を推進している。
今回買収するObsidian社は、2020年に米国で創業したハイブリッド型のフロンティング保険会社*1で、元受として保険のリスクの一部を自社で引受けながら、代理店から引受けたリスクを再保険会社に出再することによるフィービジネスを展開している。一般的な損害保険では対応しにくい専門分野に特化した保険商品・サービスを提供しており、強固な経営体制の下、規律ある引受けを通じて、安定的な事業基盤を確立してきた。本件買収は、プロテクティブ社にとっては新規の事業ライン獲得であり、事業分散・収益安定化に寄与するものと考えている。また、本件買収により、グループ修正利益には中長期的に(100-150(百万米ドル程度の改善を見込んでいる。
プロテクティブ社は、伝統的な生命保険事業、個人年金事業等のリテール事業に加え、買収事業に強みを持ち、2015年2月に同社グループの一員となって以降も、米国Genworth(Financial,(Inc.からの定期保険ブロックの買収(2016年)、米国United(States(Warranty(Corp.の買収(2016年)、米国Liberty(Life(Assurance(Company(of(Bostonの個人保険・年金ブロックの買収(2018年)、米国Great-West(Life(&(Annuity(Insurance(Companyの個人保険・年金ブロックの買収2019年)、米国Revolos2021年)、米国AUL2022年)、米国ShelterPoint2024年)、米国Portfolio2026年)等をそれぞれ実現した。近年は、資本効率の向上と利益貢献の更なる積み上げを実現すべく、キャピタルライトな領域の拡大を志向した戦略的買収に取り組んでいる。また、今回の買収は、プロテクティブ社にとって通算62件目の買収案件となる。
同社は今後も、北米事業を同社海外事業の中核に据えると共に、プロテクティブ社を米国における同社グループの成長プラットフォームとして位置づけ、同社による買収事業・リテール事業双方の規模拡大を通じた北米における更なる成長と収益拡大を目指していく。
* 1従来のフロンティング保険会社が引受リスクを全額出再してフィー収入を収益源とするのに対し、ハイブリッド型のフロンティング保険会社は、当該ビジネスモデルを維持しつつも、リスクの一部を自社で引受け、引受利益の獲得も目指す保険会社を指す。
<Obsidian社の概要>
会社名:ObsidianInsuranceHoldings,Inc.
設立:2020年
代表者名:CEO,WilliamJewett
主たる所在地:アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク
フィー収入等*2:1.0十億ドル約1,598億円)
従業員数:63名
*2 (2025年度実績。為替レートTTM)は2026年3月末レート1米ドル=159.88円

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