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明治安田生命、「いい夫婦の日」に関するアンケート調査を実施

明治安田生命は、11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、夫婦をテーマとしたアンケート調査を実施した。
【1.夫婦の出会いと結婚】
(1)出会いのきっかけ
〇1年以内に結婚した夫婦に“出会いのきっかけ”を聞いた
■“出会いのきっかけ”は「マッチングアプリ」が3年連続トップに
・“出会いのきっかけ”のトップは、「マッチングアプリ」(30.4%)で、昨年から0.6pt上昇し、過去最高となり3年連続首位に
・マッチングアプリを利用した動機は、「手軽に出会えるから」(50.0%)、「好みの相手を選ぶことができるから」(39.5%)、「職場に出会いがないから」(28.9%)と、“身近な出会いがなくても、手軽に好みの相手を探せる”方法として定着か
■「職場婚」も上昇“出会いの王道”にも復活の兆しか
・“出会いのきっかけ”の2位は「友人・知人の紹介」(19.2%)に
・3位は「職場の同僚・先輩・後輩」(17.6%)となり、昨年から7.0pt上昇
・「職場の同僚・先輩・後輩」と結婚した人に交際に発展したきっかけを聞くと、「職場のランチ・飲み会」(59.1%)がトップに
・リアルな交流の場が増えた今、出会いの王道の“職場婚”にも復活の兆しか
(2)結婚までの交際期間と同棲について
■1年以内に結婚した人の6割以上が“同棲してから結婚”へ
・1年以内に結婚した夫婦の交際期間は3年と、10年以内に結婚した夫婦の2年10カ月と比較しても大きな差はなし
・“結婚するまでに同棲したか”を聞くと、1年以内に結婚した人の6割以上(67.2%)が「同棲してから結婚をした」と回答しており、10年以内に結婚した夫婦の47.5%を大きく上回る結果に
・“手軽な出会い”が普及しているなか、結婚については互いの価値観やライフスタイルを慎重にすり合わせてから行なう夫婦が増えているのかもしれない
【2.現在の夫婦関係】
(1)夫婦円満について
■夫婦円満の秘訣は“よく会話”すること
・「夫婦仲が円満」と回答した人は78.4%と、昨年よりも2.6ptアップ
・“夫婦円満のために必要なこと”を聞くと、トップは「よく会話する」(49.3%)
・“夫婦仲が円満”な人の休日1日あたりの会話時間は、約4時間30分だが、“夫婦仲が円満でない“人は約50分と、5倍以上もの開きが
・仕事や家事など忙しいなかでも、夫婦の会話時間をしっかりと取ることが“夫婦円満”の秘訣か
■家事の分担は当たり前!?“家事への満足度”が夫婦円満に影響か
・“共働き世帯”に“家事の分担”について聞くと、64.7%が「分担している」と回答し、“専業主婦(主夫)世帯”の50.7%より14.0pt多い傾向に
・共働き世帯で、“夫婦仲が円満”な夫婦では約8割(81.3%)が「配偶者の家事に満足」しているのに対し、“夫婦仲が円満でない”人は3割以下(26.8%)という結果
・“共働き世帯”は全体の69.2%を占め、昨年から2.0pt増加傾向にあるなか、夫婦ともに“当たり前”に家事を行なっていくことが、“夫婦円満”のニュースタンダードになっていくのかもしれない
(2)夫婦のお財布事情
〇“お小遣い制度を導入している”夫婦に、気になるお財布事情
■年収増えても家庭内の“賃上げ”は据え置きに?“お小遣い額が増えた”人は僅少
・「お小遣い制度を導入」している夫婦は全体の4割(39.0%)で、ひと月あたりの「お小遣い額」の平均は30,680円
・“お小遣い制度を導入している”夫婦で、昨年より「世帯年収が増えた」人は31.6%となったが、お小遣い額が「増えた」人はわずか4.6%に留まり、約9割(91.8%)が「変更していない」と回答。家庭内の“賃上げ”は据え置きとなっている状況
・「物価高の影響を感じる」と回答した人は約9割(92.0%)で、特に影響を感じる項目は「食料品」(96.0%)、「光熱費」(48.7%)、「ガソリン代」(42.5%)と生活費への影響が大きい模様
・年収の増加を上回る“生活費の高騰”が、夫婦のお小遣いアップを妨げているのかもしれない
(3)夫婦とAI
〇AIの進化が目覚ましい昨今。夫婦生活でもAIが活用されている
■“お金の管理”も“夫婦げんか”にもAIが活躍。7割超の夫婦がAIを活用
・出会いや結婚生活において「AIの意見を参考にする機会」があるかを聞くと、全体の7割超(75.1%)が参考にする機会があると回答
・具体的な活用機会は、「家計管理」(27.1%)がトップで、続いて「けんか後の関係修復」(24.4%)、「大きな買い物をする際」(21.7%)の順になり、AIは“お金の管理”や“けんかの仲裁役”まで広く相談相手になっている状況
・また、1年以内に結婚した夫婦では「交際までのアプローチやデートプラン」(20.0%)や「交際の申し込みやプロポーズのタイミング・方法」(9.6%)等の交際期間でもAIを活用した人が約3割(29.6%)に
・人に話しにくいことでも、相談できる相手としてAIが活躍しているのかもしれない
3.新婚旅行
■円安・物価高の影響で、新婚旅行は国内旅行が人気に
・1年以内に結婚した人では、約半数(49.6%)が新婚旅行へ行っており、そのうち、「海外旅行へ行った」人は41.9%、「国内旅行へ行った」人は58.1%と、国内旅行が多数派に
・1年以内に結婚した人に新婚旅行にかかった費用を聞くと、「海外旅行へ行った」人は平均89万7,523円、「国内旅行へ行った」人は平均27万6,667円と、海外旅行は国内旅行の3倍以上の費用がかかる傾向に
4.理想の有名人夫婦
■「DAIGO・北川景子」夫妻が30代から圧倒的な支持を受け初のトップに
「大谷翔平・真美子」夫妻は2位にランクイン

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