日本生命、「日本生命四条ビル」を竣工
日本生命が、京都市下京区四条通において建て替えを進めてきたオフィスビル「日本生命四条ビル」(以下「同物件」)について、2025年9月17日に竣工した。
同物件は、オフィスビルが立ち並ぶ烏丸通と、百貨店や大型専門店などが多く点在する四条通が交差する京都の中心エリアに位置し、阪急京都線烏丸駅から徒歩1分、京都市営地下鉄烏丸線四条駅から徒歩3分と高い交通利便性を有している。
同社は、今後も優良不動産等への積極的な投資を通じて、契約者利益の観点から長期・安定的な運用収益を確保するとともに、日本経済・産業の発展に寄与していく。
<同物件の特徴>
①「京都らしさ」と「品格」を感じられる外観
外観デザインは京都の東西南北の通り名の覚え歌「丸竹夷」をモチーフにしており、オフィスエントランスへの長いアプローチは京都の通り庭をイメージしている。
②快適性あふれるオフィススペース
1フロアあたり約302坪の賃貸面積、3方向開放の無柱空間を有している。
③環境への配慮
西・北面の開口率を抑えた外壁、Low-E複層ガラス※1や高効率機器の採用により省エネルギーの推進を図り、既存地下躯体の再利用や太陽光発電によりカーボンニュートラルに貢献する。また、日本での代表的な環境認証である「BELS※2」認証の5つ星を取得済であり、電力には再生可能エネルギーの採用を予定している。
※1「LowEmissivity」の略。Low-E膜という特殊な金属膜でコーティングされたガラスのことで、断熱・遮熱性能が向上。
※2「Building-HousingEnergy-efficiencyLabelingSystem」の略。国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドラインに基づき、建築物の省エネ性能を第三者機関が客観的に評価し、星0から星6つまでの7段階の★マークで表示する制度。
④BCP対策
BCP対策として、2回線受電の採用、最大72時間電力供給が可能な非常用発電機の設置、緊急排水槽の設置により、地震などの災害に強いビルを実現している。
【建物概要】
所在地:京都市下京区四条通東洞院東入立売西町60
交通:阪急京都線「烏丸駅」徒歩1分、地下鉄烏丸線「四条駅」徒歩3分、京都市営バス「四条高倉」停留所すぐ
構造:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
階数:地下1階、地上8階、塔屋1階
建物高さ:(最高の軒の高さ)約31m、(最高の高さ)約35m
敷地面積:約1,430m2(約432坪)
延床面積:約11,142m2(約3,370坪)
基準階貸室面積約:1,000m2(約302坪)