明治安田生命、ESG投融資方針の改正およびトランジション・ファイナンスに係る基本的な考え方を策定
明治安田生命は、ESG投融資方針を改正し、責任ある機関投資家としてトランジション・ファイナンス(注)を推進していく姿勢を明確にするとともに、トランジション・ファイナンスに係る基本的な考え方を策定した。
同社は「確かな安心を、いつまでも」という経営理念のもと、ESG投融資を通じてグローバルな環境・社会課題の解決と国内における地域経済活性化等の地域貢献により、社会的価値を創出し、持続可能な社会の実現に貢献していく。
(注)脱炭素社会の実現に向けて、長期的な戦略(トランジション戦略)に則り、着実な温室効果ガス削減の取組みを行なう企業に対し、その取組みを支援することを目的としたファイナンス手法
1.ESG投融資方針の改正について
日本では政府主導で、脱炭素型の社会構造への転換(グリーン・トランスフォーメーション)が進められており、特にCO2多排出産業において、脱炭素社会の実現に向けた企業の取組みを後押しするトランジション・ファイナンスの必要性が高まっている。
同社は、ESG投融資に関する目的、基本的な考え方、具体的取組みを規定した「ESG投融資方針」を改正し、責任ある機関投資家として、トランジション・ファイナンスを推進していく姿勢を明確にした。
■「ESG投融資方針」URL
https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/ir/responsible_investment/esg_policy.pdf
2.トランジション・ファイナンスに係る基本的な考え方の策定について
トランジション・ファイナンスについては、定義や捉え方に幅があることから、各種ガイドラインを参考にしながら、同社としてのトランジション・ファイナンスに係る基本的な考え方を策定した。
■「トランジション・ファイナンスに係る基本的な考え方」URL
https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/ir/responsible_investment/pdf/transition_finance.pdf