アクサグループ、【大阪・関西万博】ジャン・ジュリアン氏が贈る「大阪海獣」~海洋保全への想いを発信
アクサグループは、「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というパーパスを体現するため、2023年より海洋研究と保全活動を行うタラオセアン財団(TaraOcean、フランス・パリ)のパートナーとして、スクーナー船タラ号の科学探査を支援し、タラ号ヨーロッパプロジェクトやタラ号国連海洋会議(UNOC)プロジェクトなど、海とその生態系の保全に取り組んでいる。
このほど保全活動の一環として、タラオセアン財団は2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)のフランスパビリオンにてパートナーであるアクサグループの支援のもと、CofrexおよびNANZUKAと連携し、フランス人アーティストジャン・ジュリアン氏による特別展示イベント「大阪海獣」を5月15日(木)から6月12日(木)まで開催する。
■アートで伝える、人と海との絆
「物心ついた頃から、海は私にとって強い影響を与える存在でした」と語るフランスの著名なアーティスト、ジャン・ジュリアン氏。彼の海への深い情熱を原動力に、来場者を海の世界へと誘う、親しみと驚きに満ちたアート体験展示が始まる。
本展示では、「愛の讃歌」をテーマにしたフランスパビリオンの200m2を超える空間に、船と海洋生物の中間のような、浮遊する巨大な“やさしい怪獣”「大阪海獣」が登場する。人の姿を思わせるこの不思議な存在が、私たちを未知なる海の世界へと導く。
■海を“共通の関心事”に:万博と国連海洋会議をつなぐ取り組み
本展示は、タラオセアン財団の活動の一環であり、6月9日(月)~6月13日(金)に実施される「オーシャンウィーク」のハイライトを飾る企画である。同期間中、フランス・ニースではフランスとコスタリカが共同ホストを務める国連海洋会議(UNOC)が開催され、タラオセアン財団は国連特別オブザーバーとして積極的に参加する予定である。国連海洋会議(UNOC)は、海洋が直面する地球規模の課題に対して、各国が協力し、具体的な政治的解決策を提案することを目的としている。
大阪・関西万博は、世界中の人々、そしてとりわけ日本の来場者に向けて「海を守ること」の重要性を伝え、共に未来を考える、またとない機会となるだろう。
さらに、タラオセアン財団が2026年に開始する新たな探査プロジェクトの発表の場ともなる。このプロジェクトは、地球温暖化の影響を受ける東南アジアのサンゴ礁におけるレジリエンス(回復力)に関する調査を目的としたものである。
「大阪海獣」開催概要
会期 2025年5月15日(木)~6月12日(木)29日間
会場 大阪・関西万博会場、フランスパビリオン内企画展示スペース(大阪府・夢洲)
協賛 アクサグループ