明治安田生命、「議決権行使への取組みについて」を改正
明治安田生命は、現在公表している「議決権行使への取組みについて」を2025年4月1日付で改正する。
1.改正趣旨
・責任ある機関投資家として、議決権を適切に行使し投資先企業の企業価値向上を促す
観点から、議決権行使の賛否判断を変更・追加
2.改正のポイント
・以下の判断基準を変更・追加(1年間の猶予期間を設け2026年4月1日から適用)
【変更・追加内容】
取締役選任:
・東証プライム上場企業において、女性取締役が不在の場合、原則として代表取締役の選任に反対を検討(新規)
・親会社等を有する東証プライム上場企業における独立社外取締役占率要件を1/3以上から過半数に引き上げ(抵触した場合、原則として代表取締役の選任に反対を検討)(変更)
・3期赤字・無配などの要精査企業における再任候補者の反対検討対象を在任期間6年以上から3年以上または5年以上に引き下げ
(変更)
・独立社外取締役の独立性判断に株主要件(注1)を追加(注2)
(注1)過去5年以内に持株比率10%以上の株主における業務執行者でないこと
(注2)買収防衛策議案など取締役選任議案以外における役員の独立性判断時にも当該要件を追加