第一生命ホールディングス、「第一生命グループ人権レポート2024」を発行
第一生命ホールディングスは、人権尊重への取組みをまとめた「第一生命グループ人権レポート2024」を発行した。
2024年4月に同社の社会における存在意義を表すパーパスとして、“共に歩み、未来をひらく多様な幸せと希望に満ちた世界へ”を策定した。同社グループが実現したい世界は、一人ひとりの異なる価値観や生き方が尊重され、多様な幸せと未来への希望に満ちた世界である。そしてその実現のために、大切な価値観として3つのValues、「いちばん、人を考える」「まっすぐに、最良を追求する」「まっさきに、変革を実現する」を定めた。このうちの1つ「いちばん、人を考える」は、まさに人権尊重の考え方に根付いたものである。
同社は従来から「人」に関わる事業を行う会社として、人権尊重への取組みを行っているが、2020年4月に「第一生命グループ人権方針」を制定し、本格的に人権デュー・ディリジェンスの取組みを進めてきた。これまでの人権尊重の取組みをまとめたものが「人権レポート」となる。
この「人権レポート」を公開することにより、人権尊重への取組みの透明性を高め、グローバルに事業を展開する企業として責任ある対応を一層推進させ、持続可能な社会の実現に貢献できるものと考えている。
【「第一生命グループ人権レポート2024」のポイント】
・国連「ビジネスと人権に関する指導原則」等で示された人権デュー・ディリジェンスのプロセスに沿った内容構成としている。
・構成や記載内容は、人権に関する有識者の意見等を反映させたものとしている。
・60ページにわたる内容であることから、冒頭の「イントロダクション」に全体のサマリーである「人権尊重に向けた取組みの全体像」のページを設けている。
・人権に関する取組みは専門用語が多いことなどから、付録として巻末に4ページにわたる用語集を付けている。
・海外の人にも見てもらえるよう、英語版も発行する。