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ライフネット生命、通期連結業績予想(IFRS)を開示

ライフネット生命は、2023年度(2024年3月期)第1四半期より、連結財務諸表について国際財務報告基準(以下「IFRS」)を任意適用するため、2023年度(2024年3月期)の業績予想をIFRSに基づき作成する。
2023年度の連結業績の見通しは以下のとおりである。本業績予想は、個人保険と団体信用生命保険(以下「団信」)の合算である保有契約年換算保険料およびIFRSに基づく保険収益、保険サービス損益、親会社の所有者に帰属する当期利益を開示する。なお、参考として日本基準を適用していた2022年度(2023年3月期)の実績についてもIFRSに基づく数値を記載しているが、同数値は会計監査前である。
2.業績予想の概要
同社は、経営目標であるEEV(ヨーロピアン・エンべディッド・バリュー)の早期の2,000億円到達に向けて、重点領域である「顧客体験の革新」および「販売力の強化」の取組みを進める。また、2023年度は新たに事業領域を拡大して団信の提供を開始し、保有契約業績の持続的な成長を目指す。そのために、当事業年度において、新規契約に係るマーケティングへの投資、顧客体験の向上に係るサービスへの投資、新規事業となる団信事業に係る投資に加え、パートナー企業との取組みに係る投資を行っていく。なお、新型コロナウイルス感染症に係る保険金・給付金支払いについて、現時点においては、2023年度も一定程度の支払いを見込んでいるものの、2022年度における当該感染症に係る支払い(1,378百万円)に比べると、影響は極めて限定的であると見込んでいる。
以上により、2023年度の連結業績は、個人保険と団信を合算した保有契約年換算保険料28,500百万円、保険収益24,900百万円、保険サービス損益8,200百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益5,300百万円を見込んでいる。なお、保有契約年換算保険料の内訳は、個人保険25,900百万円、団信2,600百万円を見込んでいる。
同社は、中期的な企業価値向上を目指して成長投資を行うことで、保有契約業績の持続的な伸長を実現し、保険サービス損益の継続的な10%成長を目指す。

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