新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

住友生命、日本の生保会社で初めて国際イニシアティブPCAFに加盟

住友生命は、資産ポートフォリオの温室効果ガス(以下「GHG」)排出量の計測・開示に係る取組みを進める国際イニシアティブ「Partnership for Carbon Accounting Financials」(以下「PCAF」)に国内生命保険会社として初めて加盟した。
PCAF は、2019年に開始した国際的なイニシアティブであり、資産ポートフォリオのGHG排出量の測定・開示方法の標準化を目指している。2021年8月現在、世界で145以上の金融機関が加盟しており、また、2020年11月には上場株式等、6つの資産を対象とするGHG算定基準を公表し、今後対象資産を拡大する予定。
住友生命は、2021年4月にGHG排出量の2050年ネットゼロを目指すこと等を表明し、同6月には資産ポートフォリオのGHG排出量の2030年削減目標を設定した。今後、進捗管理を適切に実施していくにあたり、国際的に標準化された計測・開示基準に沿って遂行していくことが望ましいと考えている。PCAFへの加盟は、こうした取組みを進めるものであり、また、積極的に関与していくことにより得られる知見も多いと考えられることから、今般加盟することとしたもの。
同社では今後、資産ポートフォリオの2030年削減目標について、先般公表した具体的な施策の推進および適切な進捗管理を行い、その達成を目指すとともに、脱炭素・持続可能な社会の実現に貢献していく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

住友生命、総代選出における立候補制を導入

生保

住友生命、創作四字熟語「学校向けオリジナル教材」の提供開始と「学校応募の部」を新設

生保

アクサ生命、「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」を踏まえた取組み状況を公表

生保

住友生命、米国子会社Symetraに増資

生保

メットライフ生命、営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化に向けた取組み状況を公表

生保

メットライフ生命、「お客さま中心主義に関する基本方針」の取り組み状況を公表

生保

第一生命ホールディングス、丸紅による国内不動産事業の統合完了

損保

共栄火災、「お客様本位の業務運営方針」に基づく取組状況を公表

生保

生保各社、「『お客さま本位の業務運営』に係る取組状況」を公表

生保

SBI生命、2024年度「顧客中心主義に基づく業務運営方針」にかかる取組結果を公表