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第一生命、4月1日付で組織改編

第一生命は、4月1日付で組織改編ならびに役員人事異動を実施する。
同社は、同社グループの現中期経営計画「CONNECT2020」において、国内生命保険事業を中心として人々のQOL向上への貢献に取組んできた。
来期からスタートする予定のグループの新中期経営計画では、このコンセプトを更に発展させ、お客さま一人ひとりが人生における“安心”と“幸せ”を実感できるよう、従来の生命保険事業からその事業領域を本格的に拡大、深化させていくことを目指す。
同社グループではこの取組みを、お客さまの体験・実感などを意味する「カスタマー・エクスペリエンス=CX」を用い、「CXデザイン」と称するとともに、グループにおける国内中核会社として、横断的な視点から全体戦略の企画と遂行を担う「CXデザイン担当役員」を配置し、強力に推進していく。
具体的には、従来の生命保険商品を通じた「保障」、「資産形成・承継」領域の更なる磨き込みに加え、「健康・医療」の領域への拡大を図るとともに、より良い暮らしの起点となる「人と人」、「人と地域や社会」との新しい「つながり・絆」のあり方も探求していくことで、生命保険の“安心”だけでなく、一人ひとりの“幸せ”の実現につながる取組みを本格的に展開していく。
◆組織改編の内容
1.「CXデザインタスクフォース」の設置
部門横断的に「CXデザイン」を推進し、お客さま満足向上を通じた持続的成長を実現
2.「コーポレートリーテイル推進部」の新設
企業・団体のお客さまの「保障」「資産形成・承継」「健康・医療」領域での更なる体験価値創出を強化
3.代理店営業組織の改編
代理店販売事業におけるお客さまエンゲージメントの強化に向け、各地域の体制を強化
4.「コーポレートコミュニケーション部」の新設
社内外ステークホルダーとのコミュニケーション機能を更に高め、エンゲージメントを強化
詳細:https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2020_088.pdf

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