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日本生命と大樹生命、日本生命グループの資産運用態勢高度化に向け資産運用機能の一部をニッセイアセットへ移管

日本生命と大樹生命は、日本生命グループの資産運用態勢の高度化を目的に、有価証券投資における運用機能の一部をニッセイアセットマネジメント株式会社(以下「ニッセイアセット」)へ移管(「本移管」)する方針を決定した。
低金利環境が継続する等、厳しい運用環境にある中、日本生命グループではクレジット投資※1 やオルタナティブ投資※2 を強化し、分散投資を進めることで、長期・安定的な資産運用利回りの向上を目指している。本移管は、日本生命および大樹生命のクレジット投資とオルタナティブ投資の運用機能をニッセイアセットに移管するものであり、各社のリソースやノウハウの集約を通じて運用態勢の強化を図る。
※1 社債等の信用リスクをリターンの源泉とする資産への投資
※2 プライベートエクイティやインフラ等の資産への投資
また、日本生命グループのアセットマネジメント事業の中核であるニッセイアセットにおいては、本移管を通じて蓄積される生命保険一般勘定資産の長期・安定運用のノウハウ等を活用することで、一層質の高い資産運用サービスを提供し、お客様からの更なる信頼獲得を目指す。
今後、日本生命、大樹生命、ニッセイアセットの3社で方針を具体化し、日本生命グループの資産運用力向上を図っていく。

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