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第一生命が「健康第一プロモート」を始動、第1弾は健康増進アプリ提供

第一生命では、顧客の「健康でありたい」という気持ちに応え、「健康寿命の延伸」「QOLの向上」といった社会的要請に対し貢献をするため、「健やかに生きる、幸せになる」をコンセプトに「健康第一プロモート」を始動する。このプロモートでは、2018年4月までの1年間で3段階に分けて、顧客1人ひとりに寄り添う伴走型の健康増進サービスを提供、順次サービス内容を充実させていく。
第1弾スタートキャンペーンでは、最先端技術の活用による生命保険事業の新たなイノベーション創出に向けて、昨年から取り組んでいる「InsTech」のヘルスケア領域から誕生したスマートフォン専用アプリ「健康第一」を無料で一般公開し、日常生活の中で使ってもらうことで、健康増進をサポートしていく。
また、「健康第一」アプリの公開にあわせて、3月21日から開始する「健康第一歩いてスタートキャンペーン」は、健康増進のベースとなる「歩く」をテーマにした参加型のキャンペーン。キャンペーン期間は6月30日までとなっており、スマートフォン上で「健康第一」アプリをダウンロードすることで参加できる。スマートフォン/ウェアラブル端末から日々の歩数を取得し、1日の目標歩数を達成した日数に応じて、毎週抽選で全国のローソンで利用できるドリンククーポンをプレゼントする。
InsTechは、保険ビジネス(Insurance)とテクノロジー(Technology)の両面から生保事業独自のイノベーションを創出する取り組みであり、最優先の戦略課題として第一生命グループ全体で推進。他業態と連携したエコシステムの実現も視野に入れ、外部の開発力・アイデアを積極的に取り入れながら生保業界全体のイノベーションをリードしていくことを目指している。
▽健康増進アプリ「健康第一」の特徴・機能
「管理指導型」の健康増進ではなく、利用者による自発的な意識・行動の変容につなげてもらうことを目的として、日々寄り添いながら様々なサービスを提供する新しいタイプの健康増進アプリ。身体の年齢、すなわち「健康年齢」を若く保つにはBMIの改善がポイントとなる。同アプリは、身近な指標であるBMI改善による健康増進の効果を実感してもらえるよう、次のような特徴・機能を有している。
(1)日本のアプリ初「FaceAI(フェイスエーアイ)」機能を搭載
スマートフォンで撮影した写真を使用して、BMIの変化と年齢の経過による将来の自分を確認することができ、現在の生活習慣の改善が健康な未来を作ることに気付いてもらうきっかけとなる。
(2)歩数・BMIの計測
保有するスマートフォンから歩数データを取得し、性・年代別の目標歩数とともにわかりやすく表示。スマートフォンの活動量アプリ(Google Fit/HealthKit)との歩数同期を可能としているほか、ウェアラブル端末にも対応。スマートフォン/ウェアラブル端末から毎日の歩数を記録し、個人の目標(歩数・BMI)に対する達成状況を可視化できる。
(3)歩数実績に応じてクーポンとの交換も
歩数実績に応じて貯めたスタンプで、ローソンで使えるコンビニクーポンが当たる抽選に毎週参加できる。
▽「健康第一」の開発概要
InsTechでは、顧客に最良のサービスを提供できるよう、エコシステムを形成し、ベンチャー企業、ベンチャーキャピタル、先進技術企業(ITベンダー等)などが持つ先端技術情報を幅広くタイムリーに収集・分析し、取り入れることとしている。同サービスの導入にあたっても、アクセンチュア、エヌ・ティ・ティ・データ、テックファーム、テック・パワー、パナソニックシステムネットワークス、電通、日本マイクロソフトとのパートナリングにより、システム開発を行った。また、同アプリは、マイクロソフトのMicrosoft Azureを採用し、本格的なクラウドサービスの活用により、開発着手から4か月という短い期間でのアプリ公開を実現した。
▽新CM「TKO木下の健康第一」篇を公開
「健康第一」アプリの公開にあわせ、新テレビCM「TKO木下の健康第一」篇の放映を開始する。

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