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太陽生命、日本郵船へのグリーンローンを実施

太陽生命は、ESG投資の一環として、日本郵船株式会社へのグリーンローンを実行した。
「グリーンローン」とは、資金使途を環境に配慮した事業への用途に限定したローンであり、今回同社が日本郵船株式会社に融資する資金は全額、同社初の新造メタノール燃料船の建造費に充当される。
メタノールを主燃料とする本船の主機関は、硫黄酸化物(SOx)排出量を重油使用時と比べて約99%削減でき、適合油(低硫黄燃料油)使用時と比べても発電機を含めた船舶全体で約75%のSOx排出量削減が達成できる。2020年から始まる国際海事機関(IMO)が定めた燃料油中の硫黄分濃度規制を十分に満たすとともに、窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)などの排出量も低いため、より環境に配慮した運航が可能になる。
なお、本グリーンローンに対する第三者評価として、株式会社日本格付研究所(JCR)より「JCRグリーンローン評価」の最上位評価である「Green1」の評価を取得している。
<案件概要>
貸出人:太陽生命保険株式会社融資期間:2018年12月27日~2028年12月27日
借入人:日本郵船株式会社資金使途:メタノールを燃料とするケミカルタンカー建造資金
金額:20億円スキーム
同社は、平成19年3月に日本の生命保険会社として初めて「責任投資原則(PRI)」に署名し、環境(E)、社会(S)、企業統治(G)の課題に十分配慮し、持続可能な社会の実現に向けた資産運用を行っている。
太陽生命は、これからも責任ある機関投資家として、持続可能な地球社会の形成に貢献できるよう取組みを推進していく。

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