新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

三井生命、「大樹生命保険株式会社」へ社名変更を予定

三井生命は、下記のとおり社名変更を予定(※)している。
なお、本件に伴い、お客さまの契約内容等に変更が生じることはない。
※株主総会決議ならびに関係当局の認可等が前提となる。
1.変更内容
・新社名:大樹(たいじゅ)生命保険株式会社(英文表記:TAIJU LIFE INSURANCE COMPANY LIMITED)
・変更日:2019年4月1日
2.背景と狙い
同社は、2015年12月の日本生命との経営統合から3年が経過し、信用力が向上するとともに、商品相互供給や窓販・代理店チャネルにおける販路の拡大などのシナジー効果により収益力・成長力の強化が図られるなど、順調に統合効果を実現してきた。こうした統合効果は、昨年度までの中期経営計画において、「保有契約年換算保険料(定額保険)の反転」を実現するなど、計画の達成に大きく寄与した。
このような状況を踏まえ、同社では2018年4月より「再生」から「成長」ステージへの移行を目指す新中期経営計画がスタートし、将来にわたる成長ストーリーを描くこのタイミングで社名を変更し、新社名・新ブランドで更なる成長を目指すことにした。
なお、今回の社名変更後も同社の株主構成に変更はなく、同社は日本生命グループの一員として持続的な成長を果たしていくとともに、三井グループ各社が加盟する「月曜会」のメンバーとして、引き続き三井グループ各社と良好な関係を維持・発展させていくつもりである。
3.新社名について
新社名には、「しっかりとお客さまを守り、よりそっていく」という同社が生命保険会社として大切にしている想いを“大樹”に重ね合わせ、“大樹”のように「しっかりと大地に根を張り、晴れの日も雨の日もしっかりとお客さまを守り、多くの人が集まってくる保険会社を目指そう」という想いを込めた。
また「大樹(たいじゅ)シリーズ」は、長年に亘る同社の主力商品ブランドであり、多くのお客さまに親しまれてきた名称でもあることから、これまでに同社を信頼し契約しているたくさんのお客さまとのつながりを今後も大切にしていきたいという想いも込めて『大樹(たいじゅ)生命保険株式会社』とした。
(参考)同社沿革
・1927(昭和2)年 高砂生命保険株式会社から「三井生命保険株式会社」に社名変更して発足
・1947(昭和22)年 戦後の混乱、財閥解体等を経て「三井生命保険相互会社」として営業再開
・2004(平成16)年 相互会社から「三井生命保険株式会社」に組織変更
・2015(平成27)年 日本生命保険相互会社との経営統合を発表
・2019(平成31)年 4月1日から「大樹(たいじゅ)生命保険株式会社」に社名変更予定

関連記事(保険業界ニュース)

生保

第一生命、コンダクトリスク管理事務局を設置

生保

朝日生命、ベトナム子会社の朝日ライフコンサルティング・ベトナムが保険代理店事業を開始

損保協会・団体

損保協会、損害保険会社に係る個人情報保護指針に基づく対象事業者4社に対する指導を実施

生保

日本生命、米ドル建劣後特約付社債を発行

生保

住友生命、営業職員育成の変革に向けたAIロールプレイングシステム導入

生保

FWD生命、オリックス・バファローズの公式キッズチアダンスアカデミー「BuffaloesLittleGirls」のスポンサーへ

生保協会・団体

生保協会、生命保険会社の資産運用を通じた 「株式市場の活性化」と「持続可能な社会の実現」に向けた取組み を公表

協会・団体生保

生保協会、「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」を更新

生保その他

日本郵政グループ、非公開金融情報の適切な取り扱いの確保に向けた取組みを実施

生保

T&Dホールディングス、自己株式の取得状況および取得終了を公表