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第一生命、医薬品アクセス改善に向けた投資家宣言(“Accessto Medicine”)への署名を決定

第一生命は、開発途上国における医薬品アクセス改善を目指すAccessto Medicine Foundation(以下「同財団」)の投資家宣言の趣旨に賛同し、署名することを決定した。なお、この投資家宣言への署名は、日本の生命保険会社として初めての取組みである。
同財団は、オランダを拠点とする非営利団体であり、開発途上国における医薬品アクセス改善に向け、世界の製薬企業上位20社を総合的に評価し、医薬品アクセス・インデックスとして公表している。投資家宣言においては、署名投資家が、医薬品アクセス・インデックスを投資判断に反映させることで、医薬品アクセス改善に向けた製薬企業の取組みを促すことを目指している。
同社は、中長期的な運用収益を向上させるとともに、機関投資家としての社会的責任を果たす観点から、責任投資(ESG投資およびスチュワードシップ活動)に従前から積極的に取り組んでいる。この投資家宣言に署名することで、医薬品アクセス・インデックスを製薬企業の中長期的な成長性評価や製薬企業との対話に活用し、投資プロセスの更なる高度化を図るとともに、医薬品アクセス改善に寄与することで、機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与していく。
<投資家宣言の概要>
1.私たちは、医薬品アクセス改善に向けた財団の取り組みを歓迎する。
2.私たちは、医薬品アクセス改善に向けて、製薬企業が重要な役割を担っていると考えている。
3.私たちは、投資先企業のESG分析において、医薬品アクセス・インデックスから得られる情報を考慮する。
4.私たちは、医薬品アクセス・インデックスが、医薬品アクセス改善に向けた製薬業界の意識を高めることに寄与すると期待している。
5.私たちは、医薬品アクセス・インデックスの一層の改善に向け、投資家としての示唆を提供する。

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