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~元銀行員として中小企業を3,000社以上見てきた実態から自社の先行きを探る~

士魂商才

株式会社しのざき総研 代表取締役 篠﨑啓嗣著

激変する法人マーケットで勝ち残っていく道が、ここにある!!

新日本保険新聞の人気連載「元銀行マンから見た中小企業取引」(生保版・毎月第2週掲載)から特に重要な回をまとめ再編集した、保険営業パーソンはじめ中小企業経営者の皆様にもご活用いただける書籍です。筆者の篠崎氏は大手地方銀行・最大手国内生命保険会社・大手損害保険会社と金融業界を横展開で経験した後に、難易度の高い事業再生コンサルテイング会社で倒産寸前の会社の建て直しを100社以上経験した後、平成25年6月に独立。現役の経営コンサルタントとして、また本業界では講師として活躍されています。簿記・会計の基礎知識により決算書から企業の特徴を把握、そこから企業の5年後、10年後に企業をどうしたいのか、売り上げ、借り入れ(融資)、現預金をどうするのか、それを経営者とともに組み立てていく。その過程において、経営者や会社に万一のことがあったときに備えて、生保(保障)、損保(補償)を提案していくという着実な作業を繰り返す。従前からそんなスタイルを提唱されており、損金売りが主流だった頃から生保本来の「保障」をひたむきに、ブレずに追求してきた講師です。本書では、事業保障保険を販売するための土台となる知識、考え方をズバリ指南。ぜひ「法人生保販売パーフェクトマニュアル」と合わせてご活用ください。
◆「損益計算書の税務的見地からの生命保険の販売手法は今後、通用しなくなってくる。生命保険のネタは原則、貸借対照表に存在している。1.役員貸付金/2.保険積立金(前払保険料も含む)/3.短期及び長期借入金/4.役員借入金/5.純資産の部合計の5つである。」(本文より)

 

商品番号:8616

保険種別:生保

商品種別:書籍

著者:篠崎啓嗣

四六判(単行本)/296ページ

2022年12月発売

定価1,980

【主な内容】

【士】
人間の世に立つには、武士的精神が必要 / 銀行はこうして企業情報を入手する
融資先を格付し今後の取引方針決定 / 決算書「見る」と「読む」では大違い
社会的責任理解できない残念な経営者 / 連帯保証債務はまぎれなき「借金」
連帯保証債務は「民法上の相続財産」 / 訪問先業種の特性を把握する
小売業の特徴と生保販売 / 目立つ原価管理にいい加減な会社
過当競争に頭痛める運送業者 / 東京圏の建設業はオリンピック景気の恩恵目立つ
設備投資過多の目立つ「製造業」 / IT業界、実態は労働集約型産業
派手、豪快な社長はすぐ消える?不動産業界 / 悪いイメージ先行の産業廃棄物業界
慢性的な人手不足に悩まされる介護業界
【魂】
偉人の意思を継ぎ、奥義を伝える / 決算書から必要保障額を計算していませんか?
決算書の内容が「順調先」とはどんな状態 / 「普通の先」の会社への事業保障保険の提案
決算書の状態が悪い会社の特徴はこれだ / 貸借対照表から見る生保のネタ探し
役員借入金はプラスの相続財産 / 決算書には3つの顔がある
会社にもライフサイクルがある / 運転資金の借入口数と証券枚数の相関関係
承継される「連帯保証債務」 / 連帯保証債務をどう解除する
経営者の自宅不動産の担保解除 / 不動産担保を解除するための決算書作り
NG!メインバンク口座からの保険料引落し / 簿記を身に付ければ会社の姿が見えてくる
【商】
お金の流れは美しくなければならない / 勘定科目が理解できれば会社の状況が深く分かる
「売上高」と「売掛金」を理解する / 事業継続に不可欠な資金繰り表
決算書がなくても会社の実態は分かる / 新規銀行と融資取引をするコツとは
銀行のメイン化は融資先にとっては地獄の第一歩 / 決算書を見るだけでは契約は生まれない
銀行員は決算書のここを見る / 運転資金を長期借入金で利用し多重債務に
銀行からの「お付き合い」、どう対応する / コロナ融資で事業保障保険を提案する
DDSの融資が中小企業を救う / 金融機関が減少、どうなる中小企業
【才】
武士の精神と商人の才を兼ね備える / 経営者の連帯保証を解除する
差別化で保証人解除提案する金融機関も / どうするの、コロナ融資で膨れ上がった融資残高
コロナ融資で一時払終身契約、こんなのあり? / 融資の相談したが返事がない? 1か月たってもなしのつぶて…
7割経済で中小企業は大打撃 / 2026年度、手形、小切手がなくなってしまう
なぜ掛け捨ての保障保険が売れないのか
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