記者のつぶやき「いかに生保を販売するか、代理店の模索は続く…」

先日、豪雪地帯のとある代理店を取材したときのこと。
雪のシーズン真っ只中で、停車中の車のフロントガラスが降雪で、すぐに真っ白になるような状況で、その代理店に向かう車中で聞いた話だ。
今、地域の損保プロ代理店は、転換期にある。車の自動運転技術が実用化されはじめ、自動車保険はあらかじめ車にビルドインされる時代が到来しようとしている。まだ、損保会社は、個人向けの主力商品である自動車保険をメインとして、代理店に自動車保険推進をお願いしているが、そう遠くない将来、個人向けの自動車保険というのはなくなるんじゃないだろうか。そうした時に、今の自動車保険をメインに活動しているプロ代理店の皆さんは、生き残れるのだろうか、というかなりシリアスな話だった。
現実問題、プロ代理店の皆さんも危機感を感じておられるようで、生き残りをかけて合併を模索されているとのことであった。それも収保が1億円以上あるような代理店が、である。
損保会社が主催する優績代理店表彰に出てくるような代理店でも、最近は生保販売で実績をあげて表彰されているとのことだった。
取材した代理店は、生保販売で存在感を出している代理店だったが、近年、損保代理店との合併が相次ぎ、業績に占める損保シェア7が7割と急拡大している。
リテールを中心に生保販売を推進している経営者は、「急拡大している自社の損保マーケットにいかに生保を販売していくか、人材育成も含め当社の課題である」との認識を持っていた。
損保で開拓してきたお客さまに、いかに生保を販売していくか。代理店の模索は続く。(U)