明治安田生命、未来共創投資からマークスライフ株式会社に出資
明治安田生命は、マークスライフ株式会社(以下「マークスライフ」)へ出資した。
本件は、2022年9月に設立した「未来共創投資」における直接投資の案件となる。
今回の出資を契機として、マークスライフとの協業を推進していく。
【マークスライフへの出資の背景】
マークスライフは、一般的に取引が難しいとされる「問題を抱えた不動産(=“負動産”)」の取扱いなどをはじめとして、不動産とその周辺課題の解決をめざして事業を展開している。具体的には、顧客が保有する“負動産”の価値向上を図ることで流通につなげていくサービスや、介護・終活・相続等の“実家”にまつわる困りごとを解決するサービスなども提供している。
同社は、2030年にめざす姿を「『ひとに健康を、まちに元気を。』最も身近なリーディング生保へ」と定め、「みんなの健活プロジェクト」(注1)、「地元の元気プロジェクト」(注2)の推進を通じ、地域のみなさまの健康づくりと豊かな地域づくりへの貢献に取り組んでいる。いざという時の備えとして、介護・終活・相続等のお悩みに寄り添うサービスは生命保険との親和性も高く、また、空き家問題や高齢化が深刻になっている現在、地域に存在する既存の不動産を活かすことにより、地域の困りごとの解決につなげていくマークスライフの取組みは、地域貢献の観点でも共通する部分があると考え、出資を決定した。
今回の出資を通じ、マークスライフの事業成長を支援するとともに、今後、同社との連携によりお客さまの抱える課題解決にも貢献できるよう、協業を推進していく。
(注1)「“けんしん”と予防」をコンセプトとして、「“けんしん”応援型」の健康増進保険を提供し、お客さまに定期的に“けんしん”(健康診断・がん検診等)を受けてもらうとともに、お客さまの疾病「予防」に向けた前向きな活動を後押しすることで、QOLの向上と健康寿命延伸への貢献をめざす取組み
プロジェクト詳細:https://www.meijiyasuda.co.jp/brand/kenkatsu/
(注2)「つながり、ふれあい、ささえあう地域社会を。」をコンセプトに、地域の橋渡し役として「社会的なつながり」を提供し、地域のみなさまと各地域の資源・コミュニティをつなげることで、豊かな地域づくりへの貢献をめざす取組み
プロジェクト詳細:https://www.meijiyasuda.co.jp/brand/jimotonogenki/
【マークスライフの企業概要】
会社名:マークスライフ株式会社
所在地:東京都中央区日本橋本石町3-1-2大阪ガス都市開発日本橋ビル4階
代表者:代表取締役花原浩二
設立:2010年
事業内容:問題を抱えた不動産とその周辺課題の解決に向けた各種事業を展開
URL:https://marks-house.jp/
<参考>「未来共創投資」(注3)の概要
設置趣旨:同社が提供する商品・サービスのさらなる魅力化や新しいお客さまとの接点の拡大をめざし、先進的な発想・技術を持つスタートアップ企業等との協業を目的とした投資を行なう
投資対象:
・生命保険との親和性が高いヘルスケア事業や、地域社会の活性化等の同社ビジョンの実現につながる事業を中心に、将来的に協業を検討する可能性がある企業
・上記の企業への投資に有用なベンチャーキャピタルファンド等
投資枠:100億円
(注3)詳細は、2022年9月28日リリース「社外との連携・協業を通じた新たな価値創造に向けた取組みについて」を参照。
URL:https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2022/pdf/20220928_02.pdf
その他、同社における外部企業等との共創の取組みに関する詳細は以下を参照。
URL:https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/mocc/
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