JA共済連、株式会社すかいらーくホールディングスが発行するサステナビリティボンドに投資
JA共済連は、株式会社すかいらーくホールディングスが発行する「第3回無担保社債(サステナビリティボンド)」(以下、本債券)に投資を行った。
■本債券の概要
本債券は、すかいらーくホールディングスの「サステナビリティファイナンス・フレームワーク」※に基づく取組みとなる。同社は「食の未来を創造し、豊かな生活と社会の発展に貢献する」というパーパスの実現に向け、価値創造モデルに基づいた中長期戦略を立案し、マテリアリティを特定している。本債券は同社のマテリアリティである「食品ロスの削減」、「脱炭素」推進のために発行された。
※当該フレームワークの詳細については、以下リンクを確認。
https://corp.skylark.co.jp/Portals/0/images/news/press_release/2025/sustainabilityfinanceframework_2025.pdf
<詳細>
発行体:株式会社すかいらーくホールディングス
名称:第3回無担保社債(サステナビリティボンド)
償還期間:10年
発行額:50億円
本会投資額:50億円
発行日:2025年8月28日
資金使途:以下に関するプロジェクトへ充当
■食料の安全保障と持続可能な食料システム
・フードロス対策に向けたデジタルメニューブックの機能拡充
・店舗発注システムおよびフードロス対策に資する設備の導入に係る投資
■省エネルギー
・店舗やセントラルキッチンでの省エネルギー機器、設備導入等に関する設備投資
■クリーン輸送
・電気自動車(EV)、及び電動スクーター導入に係る投資
■本債券への投資の背景
本会では、事業活動の積極的な取組みを通じて、豊かで安心して暮らすことのできる地域社会づくりに貢献することを使命の一つに掲げている。
資金運用においても、取り巻く環境変化を踏まえ、安定的な収益の確保を基本とするなかで、「社会課題解決への貢献を図る債券の発行について発行体へのはたらきかけ」を継続的に行っており、今般、すかいらーくホールディングスとの協議を経て、資金使途をフードロス対策および脱炭素化(省エネルギー、クリーン輸送)とする本債券に投資を行った。
JA共済連は、農業と地域社会の持続的発展に貢献するとともに、地域社会を構成する一員としての社会的役割を果たしていくため、資金運用における責任投資を進めていく。