第一生命ホールディングス、組織改編を実施
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第一生命ホールディングスは、2025年10月1日付にて以下のとおり組織改編および人事異動を実施する。
同社グループの生命保険会社各社は、お客さまより預かった保険料等を原資に、幅広い資産を運用するアセットオーナーとして、中長期・安定的な運用収益の獲得と社会課題解決の両立を目指し、資産運用を行っている。こうした中で同社グループは、2030年度に目指す姿として「グローバルトップティアに伍する保険グループとなること」「日本の保険業界の未来をリードする存在になること」を掲げており、資本コストを安定的に上回る資本効率の実現や、お客さまの幅広いニーズにお応えする魅力的な商品の提供に向け、より一層の資産運用力の強化が必要であると考えている。
上記を踏まえ今般同社は、グループ全体の資産運用機能の一体的かつ効率的な活用を通じたさらなる資産運用力の強化に向け、第一生命と第一フロンティア生命が共通して投融資を行っている資産に関する運用執行業務を集約する。具体的には、第一生命と第一フロンティア生命における債券投資・オルタナティブ投資・ストラクチャードファイナンス等の投融資領域における運用執行機能、またそれらの投融資に係る審査機能の一部を、両社から集約する形で同社に新たな組織を設置する。今後同社は、両社から当該業務を受託し、グループの一体的かつ効率的な運用執行等を行っていく(※)。
同社グループは今般の資産運用機能の集約を始めとし、資産運用に関する人財や能力等のグループリソースを最大限に活用することを通じて、今後もグループ全体のさらなる資産運用能力の向上を目指していく。
※今般の資産運用機能の集約は、関係当局の認可取得を前提としている。
■組織改編
「債券投資ユニット」「オルタナティブ投資ユニット」「ファイナンス投融資ユニット」「総合審査ユニット」の新設
第一生命と第一フロンティア生命が実施している債券投資・オルタナティブ投資・ストラクチャードファイナンス等の投融資領域における運用執行機能と、それらの投融資に係る審査機能の一部を、同社が集約して実施することを目的として、「債券投資ユニット」「オルタナティブ投資ユニット」「ファイナンス投融資ユニット」「総合審査ユニット」を新設する。