新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

住友生命、エヌエヌ生命出向者によるお客さま情報漏えいが発覚

住友生命は、エヌエヌ生命より募集代理の委託を受け、法人向け保険等の商品・サービスを提供している。
この度、エヌエヌ生命による調査において、エヌエヌ生命から住友生命に出向していた職員が、住友生命のお客さま情報をエヌエヌ生命に漏えいしていたことが発覚した。
1.概要
2022年4月から2024年3月までの期間において、エヌエヌ生命から住友生命に出向していた職員(1名)が、住友生命のお客さま情報をエヌエヌ生命に漏えいしていたものである。
2.漏えいした情報について
a.対象
1,965名分
b.お客さま情報の内容
①東京23区内の住友生命の支社(千住支社を除く)のお客さまに関する以下の情報
(契約者)法人名、住所、証券番号、保険種類、契約日、保険料等
(被保険者)氏名、年齢
*口座情報、クレジットカード番号やセンシティブ情報は含まれていない。
②提案予定企業に関する以下の情報
法人名、代表者名、窓口担当者名等
3.漏えい先(エヌエヌ生命)での情報について
エヌエヌ生命から住友生命に出向していた職員は、住友生命にてエヌエヌ生命商品の販売サポートを担当していたところ、エヌエヌ生命の職員(住友生命を専任でサポートする担当者1名)に、販売サポート状況を連携する目的で、住友生命のお客さま情報を漏えいさせていた。
漏えいした情報について、エヌエヌ生命から外部への流出はなく二次被害のおそれは無いとの報告を受けている。また、現時点でお客さまから住友生命への被害に関する連絡は確認されていない。
4.今後の対応について
このような事態を発生させたことを大変重く受け止めており、エヌエヌ生命と連携し速やかに事態を把握するとともに、対象となられたお客さまに対して順次真摯にお知らせとお詫びを行っていく。
また、適切な再発防止策を策定・実施し、情報管理の徹底に努めていく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

住友生命、不妊治療と仕事の両立支援に向けたオンラインセミナーをジェイアール西日本コンサルタンツ株式会社へ提供開始

生保

日本生命、出向者による不適切な手段での情報取得事案に係る金融庁への報告について

生保

住友生命、北海道札幌市においてVitalityを活用した連携事業を開始

生保

住友生命、行動医学分野の国際会議『ICBM2025』にて優秀ポスター賞を受賞

生保

住友生命、MPower Partners Fundに投資

生保

住友生命、米ドル建劣後特約付社債を発行

生保

住友生命、36回「創作四字熟語」感じたことを漢字に託す2025募集開始

生保

住友生命、新潟県においてVitalityを活用した連携事業を開始

生保

住友生命、北海道小樽市、帯広市においてVitalityを活用した連携事業を開始

生保

住友生命、徳島県との包括連携協定を締結

関連商品