新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

日本生命、自然資本に係る国際的なイニシアティブ「Spring」に加盟

日本生命は、企業との対話を通じて生物多様性の喪失を食い止め、回復軌道に乗せることを目指す国際的なイニシアティブである「Spring」(以下「同イニシアティブ」)に加盟した。
近年、経済活動の拡大によって自然破壊や生物の生息環境の悪化が進む中、自然資本・生物多様性の喪失を食い止め、回復軌道に乗せる“ネイチャーポジティブ(自然再興)”の重要性が国際的に高まっており、民間企業等の取り組み拡大・進展も期待されている。
同イニシアティブは、昨年、東京で開催された、PRI(国連責任投資原則)の年次カンファレンス「PRIin Person2023」で設立が発表された。今後、署名機関の中から投資家メンバーを募り、森林破壊や土地劣化等の自然資本の課題に関して、国内外の投資先企業に対して協働エンゲージメントを行う予定である。※
※加盟形態には、対象企業への協働エンゲージメントを行う「Participant」と、イニシアティブの目的と戦略への支持を示し、発展に寄与する「Endorser」があり、同社は「Endorser」として加盟。
同社グループは、安心・安全で持続可能な社会の実現への貢献を通じた企業価値向上を目指し、あらゆる事業活動においてサステナビリティ経営を推進している。その中でも「人」「地域社会」「地球環境」の3つを重点領域と定め、「地球環境」の領域においては、“豊かな地球環境を未来につなぐ”ことを重要課題として掲げ、気候変動や自然資本・生物多様性の問題、循環型社会への対応等に取り組んでいる。
今後も、自然資本・生物多様性の保全に関する取り組みや投資先企業との対話をより一層進め、ネイチャーポジティブの実現に貢献していく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

T&Dホールディングス、2026年3月期第2四半期末の有価証券含み損の算出結果を公開

生保

アクサ生命、アクサ損保、グループ間の連携を強化し、アクサ生命による法人顧客向け自動車保険の取扱いを開始

損保

MS&ADホールディングス、自己株式の取得状況および取得終了を発表

生保

日本生命、長崎大学と連携に関する協定を締結

損保

東京海上日動、社員の「仕事と介護の両立」を支援する新制度を導入

生保

日本生命、都市の緑地をつなぎ環境に貢献する高層オフィスビル「赤坂グリーンクロス」「第24回緑化技術コンクール」で国土交通大臣賞を受賞

生保

日本生命、保険金据置利率等を改定

生保

日本生命、大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」への参画を終えて

生保

第一生命ホールディングス、10月1日ニュースリリース「第一生命国内グループ会社の新商号および新コーポレートロゴを決定」を訂正

損保

三井住友海上、社員専用教育プログラム「MSCo-Innovationカレッジ」開設

関連商品