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第一生命、プロロジスが運用する米国物流特化型ファンドに投資

第一生命は、Prologis,Inc.(以下「プロロジス」)が運用する米国物流特化型ファンド「PrologisTargetedU.S.LogisticsHoldings,L.P.」(以下「本ファンド」)に50百万米ドル(約71億円)の投資を実施した。
本ファンドは、人口が集積し、商業・消費の中心地である米国の主要都市における物流施設を主な投資対象とし、ポートフォリオの管理・入替・リノベーション等を通じて、安定した収益と長期的なキャピタルゲインの獲得を目指している。近年、米国では人口増加やEコマースの拡大等を背景に物流施設に対するニーズが高まっており、同社は今後もこの傾向が継続すると予想している。
同社はこれまでも、中長期的な収益力向上の観点から運用手法や投資対象の多様化を進めてきた。海外不動産ファンドへの投資は2017年度から取組みを本格化し、投資戦略や投資スキームを発展させながら、米国や欧州の分散型ファンドを中心に投資を行ってきた。
今般投資を行った海外におけるセクター特化型のファンド投資は同社として初めての取組みで、市場環境に応じた戦略的な投資が可能になる等、更なる運用収益力の強化を企図している。同社は、今後も多様な投資戦略や手法を活用した海外不動産ファンド投資に積極的に取り組むことで、資産運用収益の向上に取り組んでいく。
【本ファンドの概要】
ファンド名称 PrologisTargetedU.S.LogisticsHoldings,L.P.
運用会社 Prologis,Inc.
投資対象 沿岸部・内陸部の大都市圏など米国の主要都市に所在する物流施設
同社投資額 50百万米ドル(約71億円)

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