大樹生命、米州投資公社が発行する「グリーンボンド」に投資
大樹生命は、この度、米州開発銀行(IDB)グループ傘下の米州投資公社(Inter-AmericanInvestmentCorporation、以下「IDBInvest」)が発行する豪ドル建グリーンボンド(以下「本債券」)への投資を実施した。
IDBInvestは、中南米・カリブ海諸国における持続可能な民間プロジェクトや企業への資金提供を通じ、同地域の経済・社会・環境面での発展に寄与することを目標として設立された国際機関である。また、IDBInvestは、この目標実現のために6つの戦略的優先分野を定めており、本債券への投資はその中でも気候変動と環境の持続可能性に関する取組みを支援するものである。
中南米・カリブ海地域は、沿岸部、山岳部、氾濫原地域など気候変動の影響を受けやすい地域に居住地があり、持続可能な資源管理が必要である。IDBInvestのグリーンボンドによって調達された資金は、この地域における持続可能な活動を促進するプロジェクトに充当される予定である。
これまでも同社では、環境債(グリーンボンド)や社会貢献債(ソーシャルボンド)、ESG投信などへの投資を行ってきた。今後も引き続き生命保険会社としての社会的責務をふまえ、資産特性に応じて環境・社会・ガバナンスの課題を考慮した資産運用を行い、環境や地域・社会と共生し、経済・企業の安定的な成長と社会的価値の調和的な発展を目指す。