太陽生命、東急に対する「サステナビリティ・リンク・ローン」を実施
太陽生命は、ESG投資の一環として、東急へのサステナビリティ・リンク・ローン(以下、「SLL」)を実行した。
SLLは、借り手のESG戦略に対して設定されたサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、「SPT」)の達成状況に応じて、金利条件等の貸付条件が変動する仕組みとなっており、持続可能な社会の実現を推進するローン手法である。
本SLLは、東急が2022年9月に策定したサステナブルファイナンス・フレームワークを活用した取り組みだる。本フレームワークは、日本格付研究所(JCR)から、環境省による「サステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン(2022年版)」および「サステナビリティ・リンク・ローンガイドライン(2022年版)」などの原則への準拠性と、設定した目標の合理性について第三者意見を取得している。
◆概要
・借入人
東急株式会社
・実行日
2023年3月31日
・KPI
借入人および連結子会社のCO2排出量(総量ベース、Scope1およびScope2)の削減率(2019年度比)
・SPT
2030年度削減率46.2%
・インセンティブ
SPT達成状況に応じた金利スプレッド優遇