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明治安田生命、広島ビル(仮称)新築工事に着工

明治安田生命は、2022年12月21日付で「明治安田生命広島ビル(仮称)」の新築工事に着手する。
1.明治安田生命広島ビルについて明治安田生命広島ビルは、1972年に広島の同社営業拠点として竣工した。
今般、竣工後約50年が経過し老朽化が進んだことから、新たにオフィスビルとして建替えをする。
2.明治安田生命広島ビル建替計画のコンセプト
(1)広島の新たなオフィスビルのスタンダードへ
同建替計画では、オフィス街の新たなランドマークとなり、広島の今後のオフィスビルのスタンダードとなるべく、同社の経営理念である「確かな安心を、いつまでも」の体現をめざしたビルを建築する。具体的には、換気能力の向上等、ウィズコロナを見据えた感染症対策や快適なリフレッシュ空間の設置等、誰もが健康で安心して利用できる環境づくりを行なう。また、災害時には、インフラが断絶されてもオフィス利用者を72時間支える環境を整える。こうした取組みを通じて、入居者さまに信頼される良質で人にやさしいオフィスビルを提供する。
(2)持続可能な社会づくりへの貢献
本計画では再生可能エネルギーの導入を予定しているほか、屋上に設置する太陽光パネルでの一部自家発電、熱負荷を抑えた外装計画やエネルギーロスを抑制する高効率設備の採用、屋上広場を含む敷地内の積極的な緑化等により環境性能評価認証であるCASBEE建築(注1)SクラスおよびCASBEEウェルネスオフィス(注2)Sクラスの取得が可能な建物とし、環境保全・気候変動に対応するとともに、建物利用者にとっての快適性等の向上をめざす。
(注1)建築物や街区、都市等に係わる環境性能をさまざまな視点から総合的に評価するためのツール
(注2)建物利用者の健康、快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取組みを評価するツール
(3)地域社会の賑わいづくりへの貢献
誰もが気軽に入館し安らげる空間を備えたエントランスホールや歩行者に癒しをもたらす緑化空間等を配することにより、ビルとまちが緩やかにつながる。
また、これらの空間を活用し、まちの賑わいを創出する催し等も検討しており、地域社会の活性化に貢献する。

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