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明治安田生命、川崎重工業株式会社向け融資「サステナビリティ・リンク・ローン」を実施

明治安田生命は、川崎重工業株式会社(以下「川崎重工業」)を借入人とする「サステナビリティ・リンク・ローン」に融資を行なった。
サステナビリティ・リンク・ローンは、事前に設定されたサステナビリティ・パフォーマンス目標(以下「SPTs」)の達成状況によって金利などの条件が変動する仕組みとなっており、借入人の取組み・行動変容を後押しすることで、環境・社会面において持続可能な経済活動および経済成長を促進・支援することをめざすものである。
川崎重工業は、2030年にめざす将来像で「エネルギー・環境ソリューション」を注力フィールドの一つとしており、そのなかで中心となる水素事業において、日本における水素インフラの普及に向けた「水素サプライチェーン構築」(注)をめざし、本融資のSPTsに設定している。
本融資は、川崎重工業が2022年10月に策定したサステナビリティ・リンク・ローン・フレームワークに基づいており、当該フレームワークは、ローン・マーケット・アソシエーションが定める「サステナビリティ・リンク・ローン原則(2022年3月版)」および環境省が定める「サステナビリティ・リンク・ローンガイドライン(2022年版)」に適合している旨の第三者意見を株式会社日本格付研究所より取得している。
同社は「確かな安心を、いつまでも」という経営理念のもと、ESG投融資を通じてグローバルな環境・社会課題の解決と国内地域経済活性化等の地域貢献により、社会的価値を創出することを推進している。引き続き、責任ある機関投資家として、持続可能な社会の実現に貢献していく。
【案件の概要】
借入人:川崎重工業株式会社
契約締結日:2022年11月15日
サステナビリティ・パフォーマンス目標:
・2026年度までに商用化実証大型液化水素運搬船1隻の建造完了
・2031年度までに日本への水素運搬可能量22.5万t/年以上
(注)資源国において製造・液化した水素を大型液化運搬船で日本の受入基地に運搬・貯蔵し、発電所や輸送用機器等の需要家に提供していくまでの一連の供給網「つくる・はこぶ・ためる・つかう」の整備を企図するもの

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