第一生命、HIROTSUバイオサイエンスと業務提携
第一生命とHIROTSUバイオサイエンスは、がん検診受診率向上という社会課題の解決に向け、業務提携契約を締結した。
HIROTSUバイオサイエンスは、2020年1月に世界初のがん1次スクリーニング検査「N-NOSE(R)(エヌノーズ)※」を実用化した。「N-NOSE」は自宅で採取した尿を提出するだけの、簡便且つ安価な検査であり、苦痛なく高精度に早期発見が期待でき、しかも全身網羅的にがんのリスクを調べられることが可能といった特徴を有している。HIROTSUバイオサイエンスでは、「N-NOSE」を通じて、多くの人々のがんに対するリスク管理意識を高め、がん検診受診のきっかけを創出することを目指している。
第一生命は、生命保険を通じた「プロテクション(保障)」に加え、「プリベンション(予防・早期発見)」に事業領域を拡げ、お客さまの健康増進に資する新たな商品・サービスの案内や各都道府県におけるがんに関する情報提供など、地域に根ざした活動を展開している。これからの時代においても「一生涯のパートナー」としての使命を果たしていくために、従来の「保障」に加え、「資産形成・承継」「健康・医療」「つながり・絆」に資する価値を共創していくことが重要と考えており、がん検診受診率向上に資する取組みを通じて、人々の健康寿命の延伸に貢献していくことを目指している。
今後、両者は、がん検診受診率向上という社会課題の解決に向けて、取組みを進めていく。
※がんの1次スクリーニング検査「N-NOSE」は、HIROTSUバイオサイエンスが提供する検査の名称。これまでの臨床研究をもとにがんのリスクを評価するもので、がんを診断する検査ではない。
◆業務提携の項目
(1)がん検診受診率向上に向けた啓発活動
(2)がんの1次スクリーニング検査「N-NOSE」の普及に向けた協働