生命保険協会・JA共済、企業年金(確定給付型)の受託概況(平成30年3月末現在)
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生命保険協会およびJA共済は、3業態(信託業界・生命保険業界・JA共済連)にかかる企業年金(確定給付型)の受託概況(平成30年3月末現在、速報値)を取りまとめた。
■概要
(1)企業年金(確定給付型)の受託件数は、厚生年金基金が36件、確定給付企業年金が13,341件となっている。
(2)企業年金(確定給付型)の資産残高は、対前年比2,194億円(対前年比0.3%)増の78兆7,338億円となっている。
資産残高の内訳は、厚生年金基金が16兆6,001億円(対前年比13.0%減)、確定給付企業年金が62兆1,337億円(対前年比4.5%増)となっている。
なお、業界別の内訳は、信託業界61兆6,783億円(78.3%)、生命保険業界16兆6,120億円(21.1%)JA共済連4,434億円(0.6%)となっている。
(3)企業年金(確定給付型)の加入者数は、それぞれ厚生年金基金が57万人、確定給付企業年金が901万人となっている。加入者総数では、制度への重複加入はあるものの、958万人と、第1号厚生年金被保険者数3,822万人(平成29年3月末)から推計すれば、民間サラリーマンの約25%が企業年金(確定給付型)に加入していることになる。