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明治安田が2018~2019年度の経済見通しを発表

明治安田生命は、2017年10-12月期のGDP 速報値の発表を踏まえ、2018-2019年度の経済見通しを作成した。 主要なポイントは以下のとおり。
1.日本のGDP成長率予測 実質GDP成長率: 2018年度 1.4% 2019年度 0.8% 名目GDP成長率: 2018年度 1.8% 2019年度 1.7%
2.要 点
①日本経済は、堅調な海外景気や、省力化投資需要の高まりなどを背景に、緩やかな景気回復が続くと予想する。すでにほぼ完全雇用下にあり、潜在成長率も1%未満とみられることを考えれば、高い伸びの持続は難しいが、2018年度と2019年度の実質成長率は均せば 1%台の伸びが続くとみている。
②政府の促進策にも関わらず、賃上げの裾野の拡大は限定的で、個人消費の回復テンポはなか なか上がらないと予想する。住宅投資も、住宅価格の高止まりや空室率の上昇が下押し圧力 となり、鈍化傾向で推移するとみる。設備投資は、製造業の能力増強投資については慎重姿 勢が続く一方、更新維持・省力化投資や、研究開発投資が下支え役をはたすと予想。公共投 資は、オリンピック関連工事などが下支えし、当面底堅く推移すると見込む。輸出は中国 をはじめとしたアジア諸国の需要拡大や欧米景気の回復などに支えられ、堅調に推移するとみる。
③米国景気は、雇用環境の改善や消費マインドの回復を背景に、個人消費が堅調に推移すると みられることに加え、減税効果により企業の設備投資も上向くとみられることから、引き続 き堅調に推移すると予想する。欧州景気は、緩和的な金融政策を背景に、雇用環境の改善や 企業業績の持ち直しが続くと見込まれることから、回復傾向が続くと予想する。中国景気は、 固定資産投資の減速が見込まれるものの、消費の底堅さや輸出の回復により、景気減速ペー スは緩やかなものにとどまると予想する。

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