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第一生命グループと日本調剤が提携、健康を促進する保険商品を販売

第一生命、ネオファースト生命、日本調剤は、3社の有する顧客向けサービスや営業基盤を相互に活用し、それぞれの顧客に対して新たなサービスや保険商品を開発・提供することで、国民の健康寿命延伸をともに目指していくため、2月20日付で業務提携契約を締結した。大手生命保険グループと大手調剤薬局チェーンの提携は初となる。
保険商品・サービスを通して顧客の健康増進を促進する第一生命グループと、店舗での服薬指導や健康相談等を通して患者の健康増進を促進する日本調剤は、ともに国民の健康寿命延伸に向けて取り組んでおり、今回の提携により、この取り組みをより幅広く加速させ、人々の暮らしと社会へ貢献していく考え。営業基盤・スマートフォンアプリ等の顧客インターフェイスにおけるコラボレーションや、双方のノウハウを活用した健康寿命延伸に資する新たな保険商品・サービスの開発等を検討・実施していく。
◆取り組み内容
▽日本調剤の保険代理店店舗での第一生命グループ商品の販売
健康状態によるリスク細分型の保険商品や、健康増進に向けた行動変容を促すような保険商品の販売を一部の保険代理店店舗から開始する。具体的には、ネオファースト生命の非喫煙者割引付きの医療保険や、持病があっても健康維持によって保険料が安くなるような引受基準緩和型の医療保険、健康年齢をもとに保険料を設定する医療保険などの取り扱いを検討している。なお、日本調剤は2009年から保険代理店事業を開始し、27店舗を展開している(2月1日現在)。
▽「健康チェックステーション」を活用した地域住民への健康に関する啓発活動の展開
日本調剤の薬局店舗、とくに一部店舗で展開している「健康サポート機能」を持つ「健康チェックステーション」を地域の健康づくりの拠点として、健康セミナーの共同開催など、近隣住民へ向けた健康に関する啓発活動を共同で展開していくことを検討。
▽日本調剤「お薬手帳プラス」アプリの第一生命グループ契約者向けサービスとしての活用の検討
服薬遵守をサポートするお薬の「飲み忘れチェック」機能をはじめとして、健康管理をサポートする機能などを、第一生命グループの契約者向けサービスの1つとして活用し、日々の健康増進を促す取り組みの検討を開始する。
▽第一生命グループと日本調剤共同での保険商品・サービス等の開発・検討
両社が有するノウハウや知見を活かして、健康増進に向けた行動変容を促すような新たな保険商品・サービスの開発の検討を進めていく。

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