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日本生命が国連責任投資原則に署名、ESG投融資を強化

日本生命は、このほど国連の責任投資原則(PRI)に署名した。PRIは、持続可能な社会の実現を目的とし、機関投資家等が環境(E:Environment)、社会(S:Social)、ガバナンス(G:Governance)の課題を投資の意思決定に組み込むことを提唱する原則。PRIという国際的な枠組への署名により、同社の取り組みをグローバルに発信することに加え、生保会社として、社会的責任を果たしていることを改めて表明するもの。
日本生命は、以前から、環境や地域・社会と共生し、経済・企業と安定的な成長を共有していく視点から、環境や社会に資する債券(ESG債)や、再生可能エネルギープロジェクト等への投融資を積極的に行ってきた。今回、PRIへの署名に伴い、同社ではESG投融資の取り組み方針の策定に加え、新中期経営計画(2017-2020)で、ESG債等への投融資2000億円の数量目標設定や、グループを活用したESG投融資の実施等を掲げ、ESG投融資をより一層強化していくとしている。
また、これに先立ち、今年2月にニッセイアセットマネジメントと海外現地法人が運用するグローバル株式ESGファンドへの投資を実施している。

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