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住友生命、覚障がい者向け歩行ナビ「あしらせ」と屋内空間データ基盤「IndoorFlow」を展開するAshiraseに出資

住友生命は、CVCファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」を通じて、視覚障がい者向け歩行ナビゲーションデバイス「あしらせ」および屋内空間データ基盤「IndoorFlow」を開発・提供する株式会社Ashiraseに出資した。
住友生命グループは、ウェルビーイングインフラ企業として保険の役割・価値を拡げ、万一の保障にとどまらず、お客さまのウェルビーイングに貢献していくという「拡・保険」の考え方のもと、様々な商品・サービス・取組みを提供している。
本出資を通じて、Ashiraseが目指す「誰もが自由に移動できる社会」の実現に貢献するとともに、フィジカル・ソーシャル・コミュニティ・キャリアウェルビーイングに資する新たなサービスの可能性について研究を進めていく。
1.出資の背景と目的
a.移動に関する社会課題とAshiraseが提供する移動支援サービス
視覚障がい者の方々は、日常生活における移動や外出にさまざまな課題を抱えている。屋外では、目的地までの経路確認や周囲の安全確認を同時に行う必要があり、屋内では、フロア構成や動線が分かりにくい場合があるなど、目的地までの移動に不安や不便を感じることがある。
このような背景のもと、移動の自由を支えるテクノロジーの活用を通じて、誰もが安心して移動し、社会参加できる環境づくりへの期待が高まっている。
Ashiraseは、「人の豊かさを“歩く”で創る」をミッションに掲げるスタートアップである。Ashiraseは、視覚障がい者の方々の歩行移動を足もとから支える「あしらせ」と、屋内空間データ基盤「IndoorFlow」の2つの事業を通じて、誰もが自由に移動できる社会の実現を目指している。
「あしらせ」は、靴に装着したデバイスの振動によって、進行方向や曲がるタイミングを伝える視覚障がい者向けのナビゲーションデバイスである。スマートフォンをポケットに入れたまま利用でき、白杖操作や周囲の音による安全確認を妨げずに、目的地までの歩行を支援する。
「IndoorFlow」は、GPSが届きにくい屋内で、スマートフォンのみで現在地把握とナビゲーションを実現するサービスである。ビーコンなどの設備設置や工事を伴わずに導入可能で、商業施設、オフィス、駅、病院など、多様な屋内空間での活用が想定されている。また、視覚障がい者の方々だけでなく、車いす・ベビーカーを利用する方、訪日外国人など、屋内移動に不安を感じるあらゆる人々の利便性向上にも寄与することが期待されている。
b.住友生命が本出資を通じて目指す価値提供
住友生命グループは、ウェルビーイングインフラ企業として保険の役割・価値を拡げ、万一の保障にとどまらず、お客さまのウェルビーイングに貢献していくという「拡・保険」の考え方のもと、WaaS(Well-being as a service)※のサービス拡充に取り組んでいる。
Ashiraseが提供する「あしらせ」および「IndoorFlow」は、人々の移動を支援することで、移動の可能性を広げ、社会参加を促進するものである。これは、外出や歩行を支えるフィジカルウェルビーイングに加え、人との交流や地域・職場への参加を支えるソーシャル・コミュニティ・キャリアウェルビーイングにも寄与するものである。
住友生命は、本出資を通じてAshiraseと連携することで、同社サービスとの連携可能性や、ダイバーシティ、インクルージョンの推進に資する取組みについて研究・検討を進め、視覚障がい者をはじめ、誰もが安心して移動できる社会の実現に貢献していく。
※Vitality健康プログラムを中心とする、ウェルビーイングに資するサービスエコシステム。
2.WEATを通じたスタートアップ支援
住友生命は、一般社団法人「WEAT」に参画し、グローバル規模の社会課題の解決を目指すスタートアップ企業等の支援を通じて、ウェルビーイング産業の創出に向けたエコシステムの構築に取り組んでいる。Ashiraseは、WEAT主催のピッチコンテスト「WEATCHALLENGE2025」で「WEATCHALLENGERS」に採択され、同法人の支援対象スタートアップとなっている。住友生命としても同法人を通じてAshiraseの成長を支援していく。

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