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住友生命、国産AI基盤モデル開発のNoetraに出資

住友生命は、Noetra株式会社(以下「Noetra」)に出資を行った。
Noetraは、AIロボットやフィジカルAIの開発基盤となる国産マルチモーダル基盤モデル※の研究開発に取り組む企業である。画像・動画・音声情報、物理特性などの実空間に関する情報を統合的に扱うAI基盤モデルの開発を通じて、日本の生成AIの競争力強化と産業競争力の向上を目指している。
Noetraおよび国立研究開発法人産業技術総合研究所は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「AIロボット・フィジカルAIを見据えたマルチモーダル基盤モデル開発事業」に採択されている。
住友生命グループは、ウェルビーイングインフラ企業として保険の役割・価値を拡げ、万一の保障にとどまらず、お客さまのウェルビーイングに貢献していくという「拡・保険」の考え方のもと、様々な商品・サービス・取組みを提供している。
本件出資を通じて、国産AI基盤モデルの研究開発を支援するとともに、AI活用による提供価値の質を高め、社会全体のウェルビーイング、特にソーシャルウェルビーイングへの貢献を目指す。
※ テキスト、音声、画像、動画など、2つ以上の異なるモダリティ(データの種類)から情報を収集し、それらを統合して処理するAIシステムを指す。異なるモダリティの情報を組み合わせることによって、より豊かな情報を処理し、より深い理解や洞察ならびに高度な回答を得ることができる。
1.出資の背景・目的
生成AIをはじめとするAI技術は、幅広い産業で急速に進展しており、今後、企業活動や社会生活における重要性が一層高まることが見込まれる。こうした中、国内におけるAI開発力の強化や、産業ごとの課題に対応したAI活用基盤の整備は、日本の産業競争力の向上に向けた重要なテーマとなっている。
Noetraが取り組む国産マルチモーダル基盤モデルは、産業現場におけるデータ活用や、AIロボット・フィジカルAIの社会実装を見据えた基盤技術である。
住友生命グループ中期経営計画2028では、「人」の価値を最大化し、住友生命ならではの価値を生み出し続けるための基盤としてAIを位置づけている。また、全社横断でのAI活用を推進し、顧客体験価値の向上、業務プロセスの高度化、人財価値の向上などに取り組むこととしている。
本件出資により、住友生命は、Noetraが進める国産マルチモーダル基盤モデルの研究開発を支援するとともに、当該事業の開発状況やAI活用に関する知見を蓄積し、住友生命の事業におけるAI活用推進につなげていく。
2.本件出資を通じて期待する効果
a.国産AI基盤に関する知見の獲得
株主として、Noetraの研究開発計画や進捗に関する情報を把握することで、国産AI基盤の今後の動向や、生命保険業における活用を検討する。
b.AI活用に関するネットワーク形成
幅広い業界の企業が参画する株主コミュニティを通じて、AI開発・導入に関する情報交換や、異業種との連携可能性を模索する。
c.住友生命AI戦略の推進
国産AI基盤モデルの研究開発を担うNoetraへの出資を通じて、住友生命グループ中期経営計画2028で掲げるAI活用戦略を一層推進し、AI活用による価値創出と、お客さまへの提供価値の高度化につなげていく。

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